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19話のあらすじ
ヒナと夏祭りを楽しんでいると、突然雨が降ってきます。
慌てて森の中で雨宿りをしようとする２人。すると、ヒナは慣れない下駄で怪我をしていることに気が付きます。
足から血が手でいるので、慌てて手を貸すタケミチ。２人の体がくっつき、良いムードです。
すると、山岸から電話が入ります。
マイキーとドラケンは仲直りしたけれど、まだ下の連中は納得していない。
「マイキー派のやつらがドラケンを狙っているから気を付けるように伝えてほしい」と言われます。
今日がドラケンの死ぬ日だということを思い出し、ヒナと別れて慌ててドラケンを探すタケミチ。
すると、鳥居の奥でキヨマサが愛美愛主からドスを受け取っているところに遭遇します。
東京卍リベンジャーズ3巻20話ネタバレ
中学生の抗争でドスが出てくるとは・・・驚きです。そんなに簡単に手に入る物なのでしょうか。そんなもので刺されてしまったら、さすがのドラケンでも無事ではいられません。
せっかくの楽しい祭りだったのに。タケミチが知らないところで、一体何が起こっているのでしょうか。キヨマサは何故、こんなことをしようとしているのでしょうか。気になる続きを書いていきたいと思います。
キヨマサに阻まれる
「アイツのせいで全部失った」と言うキヨマサは、ドスの刃を見ながら「ドラケンを殺す」と言います。
ドラケンを殺害した犯人はキヨマサだったのかと驚いていると、キヨマサの仲間にあっさりと見つかってしまいます。
キヨマサの前まで引きずられていくタケミチ。
真正面から、キヨマサに「なぜドラケンを殺そうとしているのか」と聞きます。
その問いには誰も答えず、「花垣!ジュース買ってこい」と命令します。
そう言われた途端、震えだすタケミチの体。
動かないタケミチを、「オレはコーヒー」と、キヨマサの仲間が頬を思いっきり叩きます。
何故か謝ってしまうタケミチ。
「奴隷のくせに人の心配をするな」と言われて、自分は勘違いしていたことに気が付きます。
マイキー達と一緒にいて、強くなった気でいたけれど、自分は強くなったワケじゃない。
出典 東京リベンジャーズ3巻 第20話
キヨマサの奴隷という立場が自分だと、涙を浮かべながらキヨマサ達に謝ります。
座り込んで動けなくなったタケミチを、キヨマサはガムテープで全身を縛り、声も出せないようにします。
「全部終わったらお前に罪を被ってもらう」そう言い残して、キヨマサ達は行ってしまいます。
ヒナに弱音を吐くタケミチ
どれほど時間がたったのでしょうか。
戻らないタケミチを心配して探していたヒナが、タケミチを見つけます。
慌ててタケミチのガムテープを剥がそうとするヒナ。
しかし、タケミチは動きません。
タケミチの様子がおかしいことに気が付き、心配するヒナ。
オレなりに一生懸命頑張ったんだ。
苦しいし、しんどいけれど頑張ったんだ。
なのに何も変えられなかった。誰も救えないと泣くタケミチ。
自分みたいなダメでどうしようもない奴が、人を救うなんてバカみたいだと自分を責めるタケミチに、「そんな事ない」と言うヒナ。
しかし、タケミチは自分のふがいなさを、横になったまま嘆きます。
ふいにヒナの髪が頬に触れると、優しくヒナの唇が重なってきます。
驚くタケミチ。
出典 東京リベンジャーズ3巻 第20話
「特別な人だから、ファーストキスをあげる」とヒナは言います。
なぜか分からないタケミチ。
「君はドラケン君じゃない。マイキー君でもない。タケミチ君はタケミチ君だよ」
強い瞳で真っすぐ見ながら「人の為に思いっきり泣けて、人の為に思いっきり悔しがれるタケミチ君だよ。こんなかっこいいヤツ、他にいないよ」と言い切ります。
そう言われて、タケミチは声を上げて泣きます。
立ち上がれ!
泣き終わり、ガムテープを全部剥がしてもらうと、ヒナに感謝するタケミチ。
それでも、まだ少し不安が残り言いよどみます。
そんなタケミチに「大丈夫!タケミチ君はきっと成功する!」と笑顔で言い切るヒナ。
その言葉を聞いて、「かっこ悪ぃな。オレ」と言いながら顔を上げます。
出典 東京リベンジャーズ3巻 第20話
ヒナと別れ、前に進むタケミチ。
こぶしを強く握り、逃げ続けてきた人生のトラウマと決着をつけると決めます。
感想
ヒナが居れば、タケミチは無敵になれる!そう思えるほど、タケミチとってヒナの存在が大きくなっている気がします。
今までは誰かの命を救うために頑張ってきたタケミチ。
しかし今回は、自分の為に立ち上がります。
逃げ続けてきた人生のトラウマと戦うということは、誰だって怖いです。逃げたいです。ヒナが居てくれたからこそ、立ち上がれたんだと思います。
タケミチ、頑張れ!!!早く続きが読みたいです。
