詳しく巻ごとに詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。
僕のおまわりさんを読みたい方はお得に賢く読むことができる電子書籍サイトがありますので活用していきましょう。
あらすじ
元警察官で小さな商店を経営する田島誠治と、元不良少年で警察官の仲本晋は10年ぶりに再会します。
ある日、商工会が主催する街コンの参加者が足りず、誠治は人数合わせで晋に声をかけるが、うっかりお互いのプライベートに踏み込んでしまい、晋から告白されてしまいます。
なんと晋は、誠治に10年以上も片思いをしていたのです。 悩んだ誠治は、自分を好きな人を好きになりたいと晋と付き合ってみることに。
しかし、お互いの思いと身体の欲求のバランスに戸惑いが出てきた頃、二人はデート中に強盗事件と遭遇してしまい、晋が怪我をしてしまいます。
二人は、心も身体も満たされた恋人同士になれるのでしょうか？
1話
10歳も年下の晋には、合コンに興味がないほど好きな人がいるらしい。
そんな晋が羨ましくなり、女にモテない40男の現実を憂い「男に乗り換えようかな？」と自暴自棄につぶやいたとたん、晋から壁ドンされ、抵抗する間もなく唇をふさがれてしまいます。
「男がいいなら、俺にしなよ。10年前から好きだった」 突然の晋の告白に、声も出せないほど驚く誠治なのでした。
２話
真剣な晋の告白に悩む誠治は、初めて晋と会った時のことを思い出していた。
警官だった誠治は、喧嘩の通報を受けて向かった現場で、タバコを咥えた高校生の晋を補導する。
当時の晋は家庭に問題があり、夜の街を徘徊しては、喧嘩を繰り返していた。
誠治は、そんな晋を気にかけて構い倒します。そして、晋もまた次第に誠治の存在を受入れて、将来を前向きに方向転換していきました。
その後、誠治が警官を辞め、会えなくなってからも誠治の写真を持ち歩き、長年思いを募らせていた晋でした。
翌週末、晋を無理矢理ひっぱり出した街コンの帰り道に、誠治は晋に「10年分の愛をみせてみろ！」と付き合うことにOKの返事を伝えます。
すると晋は「こういうのも含めてだから覚悟して」と誠治に濃ゆいキスをお見舞いするのでした。
３話
夜勤明けの昼下り、しつこく誠治にのしかかり甘え倒す晋でしたが、下半身の変化が誠治にバレてしまい、夕飯の買い物を理由に逃げられ、ふて寝することに。
夕方、晋が目覚めると、買い物から帰った誠治が隣で寝こけています。
その額には、12年前に自分を庇って怪我した傷跡が残っていました。
驚いている晋に、目を覚ました誠治が、これは勲章だと笑い飛ばします。
この怪我が誠治の警官を辞めた原因だと思っていた晋に、本当の理由は病気の母親の面倒と家業を継ぐためだったのだと説明して、晋の負目を取り除いてやります。
そして誠治が晋の警官になった理由を尋ねると、今度は自分が誠治を守ろうと思ったからだと言います。
気を良くした誠治は、晋を初エッチに誘いますが、晋の下半身事情により、準備不足の誠治はギブアップしてしまいます。
予想を超える痛みに恐れをなした誠治は、男同士の致し方について勉強して、まずは恋人らしくデートからはじめよう！などとお茶を濁します。
４話
七夕祭りで商工会の当番が終わる頃、晋が迎えにやってきます。
さっそく浴衣姿の誠治をガン見するその目は甘ったるい恋人モードで、誠治を慌てさせるには充分です。
ともあれ、せっかくなので祭りを楽しもうと屋台を回り、射的をしたり、神社のおみくじや七夕の短冊を書いたりとデートを楽しむ二人。
しかし、二人きりになると恋人モードのスイッチが入ってしまう晋に抱きすくめられ、早く抱きたいと強請られてしまいます。
観念した誠治は、家に帰ろうと歩き出し、抱き合うために必要な品物を買うためにコンビニへ寄ることに。
しかし、そのコンビニでナイフを持った強盗と鉢合わせてしまいます。
二人は連携して強盗からナイフを取り上げますが、強盗が誠治めがけて振り上げたワインのボトルを晋が庇い、頭に怪我をしてしまいます。
怪我をしながらも、なんとか強盗を捕まえ、出血の止まらない晋は救急車で搬送されてしまい、初エッチはまたしてもおあずけになったのでした。
５話
通院最後の日、晋の七夕の願い事が「誠治と両思いになれますように」だったことに驚いた誠治は、自分の気持を伝えず晋を不安にさせたことを詫び「ちゃんと好きだよ」と伝えます。
誠治としては、好きでもない男とデートやらキスなど冗談でもできるわけがなく、きちんと付き合っているつもりでいたけれど、晋との温度差があったのは否めなかったのも事実だったからです。
すっかり安心した晋の額には、誠治と同じ傷跡があり、晋は勲章だと自慢します。
そして誠治がその傷に触れたとたん、晋の恋人モードにスイッチが入り、気持ちにわだかまりのなくなった二人は、その日やっと恋人同士になれたのでした。
おまけ
急な雨に降られて、晋のアパートへ駆け込んで来た誠治は、床屋と銭湯の帰り道だったという。
晋も風呂に入るところだったとパンツ一丁で出迎えます。
とりあえず晋は風呂に入り、髪を切ってこざっぱりした誠治を見て、走り出してしまうムッツリスケベな妄想と下半身を鎮める努力をすることにします。
しかし、風呂から上がれば、そこにはパンツ一丁に晋の制服と制帽を着た誠治が・・・ 興奮した晋は、風呂での努力も虚しく、誠治をベッドへ押し倒すのでした。
カバー下おまけマンガ
母親が亡くなり、話し相手のいない誠治の家に、台風の夜、白い子猫が迷い込みます。
それから3年の月日が経ち、今は番犬よろしく大型犬に似た晋も顔をだすようになり、家族が増えたとニヤける誠治。
二人並んで縁側に腰かけ、スイカを食べながら、二階の空き部屋使えば？と声をかけるのでした。
感想
だいぶ大人で年の差カップル、しかもおじさん受けのBLですが、誠治のあったかい人柄と晋の思いの強さ、また二人の体格差のビジュアルで違和感なく読めると思います。
誠治の愛猫チコたんなど小ネタも沢山あり、ほっこりするラブコメディなので、ぜひおすすめしたいマンガです。
