未分類

妖狐×僕SSの最終回ネタバレや感想、結末を解説!

詳しく詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。

妖狐×僕SSを読みたい方はお得に賢く読むことができる電子書籍サイトがありますので活用していきましょう。

最終巻までのあらすじ

妖狐×僕SSは、全3章で構成されています!

第1章「prologue」

物語は、主人公の白鬼院凜々蝶(しらきいん りりちよ)が高級マンション・「メゾン・ド・章樫」に入居するところから始まります。

妖館には妖怪の先祖返りたちが暮らしており、入居者には専属のシークレットサービス(SS)が付きます。

凜々蝶は鬼の先祖返りで、SSは妖狐の先祖返り・御狐神双熾(みけつかみ そうし)です。その他にも、たくさんの個性豊かな入居者やSSが登場し、凜々蝶は多くの出会いの中で成長していきます。

ある日、とある経緯により、来世の自分たちに向けてタイムカプセルを埋めようという話になりました。

凜々蝶も差し当たっての目標はありませんでしたが、来世に向けての手紙を書きます。

手紙には、自分の悪癖を治して御狐神と共に居たい、という事が書かれており、その手紙を本人に読まれてしまいます。

自分の想いを知られてしまった凜々蝶は、改めて御狐神に告白し、2人は交際を始めます。

その後、百鬼夜行を行おうとする謎の少年・犬神命が現れ、妖館の住人は犬神に対抗しますが、凜々蝶を含むほぼ全員が絶命してしまいます。

第2章「if」

第1章から23年の月日が過ぎ、絶命した凜々蝶たちは、それぞれ転生していました。23年後でも同じような運命を繰り返し、凜々蝶は再び妖館に入居します。

来世でも同じような出会いを繰り返していた凜々蝶ですが、中年になった反ノ塚が現れます。

23年前の闘いで、反ノ塚だけは生き残っていました。

過去の記憶を失っていた凜々蝶は、この再会により徐々に記憶を取り戻していきます。

その後、百鬼夜行を起こした犬神命の秘密が明らかになり、その裏には、先祖返りの最高権力者・悟ヶ原思紋がいることが判明します。

思紋は、幼少期から屋敷に閉じ込められており、死者から記憶を読み取るということだけを楽しみにしていました。

そして犬神命と出会い、親交を深めていきます。

年老いた思紋は、更に死者へと執着するようになり、ついには、犬神を利用して先祖返りを殺害するようになります。

思紋の家に伝わる千年桜を利用し、犬神を過去へと戻すことで先祖返りの殺害を繰り返し、死者の記憶を読み取るというのが、百鬼夜行の真実だったのです。

驚愕の真実を知った凜々蝶たちは、千年桜を利用し、過去の自分たちへとタイムカプセルを埋めることを決意します。

過去の改変により今の自分たちが消滅してしまうという事実も受け入れ、タイムカプセルを千年桜のもとに埋めるのでした。

第3章「春に目覚める」

舞台は第1章の頃に戻ります。夏目の提案でタイムカプセルを埋めることになった住人たちは、妖館の庭木のふもとを掘り起こします。

すると、なぜか最初から何かが埋まっており、それこそが23年後の自分たちが埋めたタイムカプセルなのでした。

全ての事実を知った凜々蝶たちは、百鬼夜行に対抗することを決意します…!

最終巻ネタバレ

繰り返される百鬼夜行

再び百鬼夜行が始まり、全国各地の先祖返りが襲われてしまいます。妖館の住人たちは、実家に強制的に帰ることに。

凜々蝶も実家に帰りますが、初めて厳格な父親に反抗し、妖館へと戻ります。他の仲間たちも妖館へと戻り、妖館は活気を取り戻します。

妖館へと戻った凜々蝶たちのもとに、蜻蛉が遺体で発見されたという知らせが届きます。

そして、その遺体を利用し、思紋が記憶を読み取ろうとしていることが判明。一行は思紋の屋敷に侵入することを決めます。

犬神との戦い

屋敷に侵入すると、犬神が現れます。カルタは、蜻蛉の棺桶を守るために犬神の前に立ちます。

攻撃されそうになるカルタですが、死んでいたはずの蜻蛉が突如起き上がり、間一髪守られます。

蜻蛉は自分の死を偽装することで、それを怪しんだ犬神をおびき出すことを目論んでいたのです!

先祖返りたちによる戦闘が始まり、凜々蝶もifの世界の自分たちの想いを背負い、戦いに加わります。

卍里は、ifの世界で友人関係になっていた犬神に思いを叫びます。その隙を突き、御狐神は犬神の胸を貫きます。

卍里は、本当の友達だと思っていたことを犬神に告げ、犬神はその言葉によって、安らかに眠っていくのでした。

思紋は犬神の遺体に触れ、その思いや愛を知ったことで涙します。百鬼夜行は終結し、平和な時が戻るのでした。

感動のラスト

その後、カルタと卍里は、天寿を全うした思紋のお墓参りに行き、今という時間を大切に生きていくことを誓います。

反ノ塚は野ばらにプロポーズしますが、断られてしまい、長期戦になることを覚悟。

凜々蝶と御狐神は、ifの世界の自分たちに思いを馳せつつ、2人で歩んでいくことを再確認するのでした。

エピローグでは、ふと目を瞑った夏目が、ifの世界で笑い合い楽しく過ごしている自分たちを見つめます。

そして、そう遠くない未来の自分たちの姿を眺め、これからの人生に思いを馳せ、物語は終了します。

感想

いかがでしたでしょうか?妖狐×僕SSの最終巻についてご紹介しました!

この漫画は、私の中でも本当に大好きな作品の1つです。一見普通のラブコメのように思えますが、読み進めていくにつれ、緻密に練られた伏線や、壮大なストーリーに気づくようになります。

最終巻は特に感涙必至です!ぜひ漫画で読んでみてください。