『ほむら先生はたぶんモテない』は、ダサくて体力もなく、どこか残念な生物教師・ほむら先生と、そんな先生のことが大好きな女子高生・蓮見さんを描いた脱力系ラブコメディです。
ゆるくて笑える日常が中心の作品ですが、物語が進むにつれて気になってくるのが、
「先生と生徒である2人は、最終的にどうなるの?」
ということではないでしょうか。
蓮見さんはほむら先生を一途に想い続けていますが、2人の間には「教師と生徒」という大きな壁があります。
さらに年齢差もあり、普通の恋愛漫画のように簡単に付き合える関係ではありません。
では最終回で、ほむら先生と蓮見さんは付き合うのでしょうか?
それとも、先生と生徒のまま別々の道を歩むのでしょうか?
この記事では『ほむら先生はたぶんモテない』最終5巻の内容から、卒業、2人の恋の結末、その後まで詳しくネタバレしていきます。
⚠ ここから先は最終回までのネタバレを含みます
結末を知らずに読みたい方は、先に漫画を読むことをおすすめします。
『ほむら先生はたぶんモテない』最終5巻を読むなら
最終回は単行本に収録。電子版には描き下ろし漫画も収録されています。
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目次
『ほむら先生はたぶんモテない』最終巻までのあらすじ
主人公のほむら先生は、とある高校に勤務する生物教師。
ジャージに白衣、いつもどこかダルそうで、人の名前を覚えるのも苦手。体力もなく、デリカシーもあまりないという、タイトル通り「たぶんモテない」要素をたくさん持った先生です。
しかし、そんなほむら先生をとにかく一途に好きなのが女子高生の蓮見さん。
成績優秀でしっかり者なのに、ほむら先生のことになると途端に様子がおかしくなります。
蓮見さんは毎日のように生物準備室へ通い、自分の気持ちをほむら先生に伝えてきました。
しかし当然、ほむら先生は教師。
蓮見さんから好意を向けられても、簡単にその気持ちに応えるわけにはいきません。
1年生の頃には、蓮見さんの想いを強く拒絶してしまったこともありました。
それでも2人が一緒に過ごす時間は続きます。
2年生になると、ほむら先生は蓮見さんのクラスの担任に。
人の名前を覚えるのが苦手なほむら先生のために蓮見さんが特訓に付き合ったり、文化祭や修学旅行などの学校行事を一緒に経験したりと、少しずつ2人の思い出は増えていきます。
また、蓮見さんに想いを寄せる早苗君の存在も大きなポイント。
早苗君は蓮見さんに告白しますが、蓮見さんのほむら先生への気持ちは揺らぎません。
そして3年生。
いよいよ卒業が現実のものとなり、これまで続いてきた「先生と生徒の毎日」には終わりが近づいてきます。
『ほむら先生はたぶんモテない』最終5巻ネタバレ
最終5巻では、大きく分けて卒業までの日々、卒業の日、そして数年後が描かれていきます。
ここから2人の関係が大きく動きます。
卒業を前にした蓮見さんとほむら先生
3年生になった蓮見さんは、自分の将来についても考える時期を迎えます。
そして蓮見さんが選んだ道は教師になることでした。
もちろん、その決断にはずっと近くで見てきたほむら先生の存在も大きく影響しています。
一方のほむら先生は、卒業生を送り出す担任として大量の仕事に追われます。
もともと自分のことで精一杯なほむら先生。
そんな先生を、蓮見さんはいつものように支えます。
一見するとこれまでと変わらない2人。
しかし「卒業」というタイムリミットが近づくことで、これまで曖昧にしてきた問題にも向き合わなければならなくなります。
それが蓮見さんの恋心です。
ほむら先生も、3年間ずっと自分を好きでいてくれた蓮見さんの気持ちを無視することはできなくなっていました。
1年生の頃とは明らかに違います。
しかし、ほむら先生が考える「蓮見さんの幸せ」の中に、自分自身を入れることができません。
先生と生徒。
そして11歳という年齢差。
ほむら先生は、自分と一緒にいることが蓮見さんにとって本当に幸せなのかを考え続けます。
その気持ちを感じ取った蓮見さんは、とうとうほむら先生を好きでいることをやめようと決意します。
3年間ずっと好きだった人を諦める。
簡単なことではありません。
蓮見さん自身も最初は「案外大丈夫かもしれない」と思います。
ところが、昔の自分の夢を見たことで気づいてしまいます。
ほむら先生を好きになってから、自分自身がどれだけ変わってきたのか。
そして、無理に諦めようとしても、やっぱりほむら先生が好きなのだということに。
卒業式の日、蓮見さんが残した手紙
そして、とうとう卒業の日を迎えます。
卒業式が終わり、ほむら先生は担任として生徒たちを見送ります。
生徒がいなくなった後、自然と足が向かったのは生物準備室。
ずっと蓮見さんが通ってきた場所です。
しかし、そこに蓮見さんはいません。
代わりに現れたのは早苗君。
長い間2人のことを近くで見てきた早苗君は、ほむら先生に対して、このまま終わるのは納得できないと背中を押します。
ほむら先生が教室へ向かうと、そこに残されていたのは蓮見さんからの手紙でした。
手紙には、ほむら先生へのこれまでの想いとともに、先生の生徒でいられたことへの感謝が綴られていました。
ここだけを見ると、2人の恋は終わってしまったようにも感じます。
ところが――。
物語はここでは終わりません。
ここからが最終巻最大の見どころです。
結末だけを知ることはできますが、ここから先は特に、ほむら先生と蓮見さんの表情や会話まで含めて漫画で読むと印象がかなり変わります。
数年後、ウェディングドレス姿の蓮見さん
物語の舞台は数年後へ。
そこに登場するのは、なんとウェディングドレス姿の蓮見さんです。
結婚式場のスタッフと会話をする蓮見さん。
話を聞いていると、どうやら結婚相手は職場で出会った年上の上司。
さらに高校時代に先生を好きだったという思い出話まで始まります。
ここまで読むと、
「やっぱりほむら先生とは結ばれなかったの?」
と思ってしまいます。
高校時代に好きだった先生は過去の思い出になり、蓮見さんは別の男性と人生を歩む。
そんな結末に見えるのですが……。
控室のドアが開き、新郎が姿を現します。
その人物は――
ほむら先生。
そうです。
蓮見さんが結婚する相手は、ほむら先生だったのです。
ここは最終回で一番驚いた人も多いのではないでしょうか。
ほむら先生と蓮見さんは最終的に結婚する
結論からいうと、
ほむら先生と蓮見さんは結婚します。
ただし、高校卒業後すぐに2人が付き合ったわけではありません。
卒業した蓮見さんは大学へ進み、教員免許を取得。
そして教師となり、ほむら先生が働く母校へ戻ってきます。
つまり高校時代の「先生と生徒」という関係を終えたうえで、今度は同じ学校で働く教師同士として再会したのです。
卒業の日に残した手紙にも、実は続きがありました。
蓮見さんはそこで、教師になって戻ってくること、そして自分を待っていてほしいという想いを伝えていたのです。
高校時代から一途だった蓮見さんは、それを本当に実現させました。
そして再会した2人は少しずつ関係を深め、最終的には結婚。
「先生と生徒だから」という理由で簡単に恋愛関係にしなかったからこそ、この結末には納得感があります。
ここ、文章だけで終わらせるのは正直もったいないです。
結婚することを知ってから読んでも、
「どうやってこの2人がここまでたどり着いたのか」
を実際の絵と会話で見ると、かなり印象が違います。
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ほむら先生はいつから蓮見さんを好きだった?
最終回を読んで、もうひとつ気になるのが「ほむら先生は、いつから蓮見さんを恋愛対象として見ていたのか?」ということ。
結婚式の日、蓮見さん自身もこの点をほむら先生に尋ねています。
ほむら先生にとって、高校時代の蓮見さんは恋愛対象というよりも、ずっと特別で大切な生徒でした。
だからこそ、蓮見さんが高校生の間に恋愛関係へ進まなかったことには意味があります。
一方で、恋愛感情とは違っていたとしても、蓮見さんがほむら先生にとって最初からただの生徒ではなかったことも伝わってきます。
3年間を一緒に過ごし、卒業してそれぞれの時間を過ごし、大人同士として再会する。
その積み重ねの先に結婚があるからこそ、最終回が単なる「先生と生徒が結ばれました」という話になっていないんですよね。
『ほむら先生はたぶんモテない』最終回の感想
個人的に、この作品の最終回で一番よかったのは、高校在学中に無理やり2人を恋人同士にしなかったことです。
蓮見さんは最初から最後までほむら先生のことが大好き。
その一方で、ほむら先生は教師という立場を最後まで意識しています。
だから途中だけを見ると、
「この2人、本当に結ばれるの?」
と思う場面が何度もあります。
それでも卒業後、蓮見さんは自分の力で教師になるという目標を叶え、ほむら先生のもとへ戻ってきます。
そして今度は先生と生徒ではなく、大人同士として同じ時間を過ごす。
ここまで積み重ねたうえで結婚式につながるからこそ、2人をずっと見てきた読者としては嬉しい結末でした。
また、『ほむら先生はたぶんモテない』は派手な恋愛漫画ではありません。
むしろ何気ない会話や、ほむら先生の独特な言動、蓮見さんとの微妙な距離感を楽しむ作品です。
だからこそ最終回も、「結婚した」という結論だけを知るのと、実際の漫画で2人のやり取りを見るのとではかなり違います。
ネタバレをここまで読んだ方でも、最終5巻は十分楽しめると思います。
電子版5巻には描き下ろし漫画も収録
『ほむら先生はたぶんモテない』最終5巻には、本編の最終回だけでなく、電子版には描き下ろし漫画「ほむら先生とよしお」も収録されています。
「結末はこの記事で分かったからもういいかな」と思っている方もいるかもしれません。
ただ、この作品はストーリーの答えだけではなく、キャラクター同士の間や表情、独特のテンポも魅力です。
特に長く2人を追ってきた人ほど、最後は漫画そのもので見届けてほしい作品だと思います。
まとめ|ほむら先生はたぶんモテないの最終回は幸せな結末
『ほむら先生はたぶんモテない』の最終回についてまとめると、
- 蓮見さんは卒業までほむら先生を想い続ける
- 一度はほむら先生を諦めようとする
- 卒業の日にほむら先生へ手紙を残す
- 卒業後は教師を目指す
- 教員免許を取得し、ほむら先生のいる母校へ戻る
- 大人になった2人は関係を深める
- 最終的にほむら先生と蓮見さんは結婚する
という結末です。
先生と生徒という難しい関係から始まり、すぐに恋愛関係になるのではなく、長い時間をかけて最後に結ばれる2人。
最終回を知ってしまったあとでも、むしろ「どういう表情でこの言葉を言ったんだろう」「結婚式の2人を実際に見たい」と思えるのが、この作品の強いところです。
この記事では内容を詳しく紹介しましたが、漫画では文章だけでは伝わらない2人らしい空気感があります。
ここまで読んで2人の結末が少しでも気になったなら、ぜひ最終5巻で最後まで見届けてみてください。
ほむら先生と蓮見さんの最後を見届ける
「結婚する」と分かっていても、
そこへたどり着く2人の表情と会話は漫画で読む価値があります。
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