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79話のあらすじ
八戒の家の前にいた黒龍のメンバーたちは、東京卍會の壱番隊隊長であるタケミチを標的にします。
それを前に出て八戒が庇うのですが、黒龍のメンバーたちは耳を貸しません。
ヒナにまで手を出そうとしていることを知り、八戒はついに怒ってメンバーを殴ります。
ヒナを連れて逃げるように言う柚葉の言葉に従おうとした時、背後から走って来た大柄の男にラリアットを食らうタケミチ。
苦しんでいると、彼が八戒の兄で黒龍の総長だというのです。
東京卍リベンジャーズ10巻80話ネタバレ
八戒と柚葉にはまだ兄が居て、その人物こそが黒龍の総長だったのです。
東京卍會とは違う、イカれた連中が集まっている黒龍のボスである大寿は、大柄で髪型も体に入れているタトゥも個性的でした。
どう見ても、話し合いが通じるようには見えません。タケミチはこのピンチをヒナと共に乗り切ることが出来るのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
一方的に殴られるタケミチ
いきなりラリアットを食らって、首を押さえながら苦しんでむせるタケミチ。
大寿は豪快に叫びながら、楽しそうなことをしているメンバー達をずるいと言います。
自分も混ぜろというと、片手で軽々とタケミチの胸ぐらを掴み、自分と同じ目線まで持ち上げるのです。
対格差がありすぎて、タケミチが子供のように見えます。
苦しそうなタケミチを、叫ぶように笑いながら殴り飛ばします。
思わずヒナが駆け寄ろうとしますが、柚葉は慌ててそれを止めます。
十代目黒龍の総長が現れた途端、さっきまでイキっていたメンバー達が、姿勢正しく動きません。
殴った後で、大寿は「で・・・コイツ誰?」と聞くのです。それに呆れるように笑いながら、ココはタケミチが東卍の壱番隊隊長だと教えるのです。
とても隊長には見えないタケミチを、面白い冗談だと笑い飛ばしますが、ココは本当だと答えます。
「若のツレらしい」そう言われて、自分の顔を軽く掌で叩きながら笑っていた大寿は、タケミチの顔を蹴り上げます。
どれだけ誘っても黒龍に来ない八戒は、自分の家に東卍の奴を連れてきたのかと、気分を悪くして叫ぶ大寿。
兄から八戒への命令
八戒の方を見ると「コイツ、殴り殺せ」と真剣な表情で言うのです。
同じ東卍としてのけじめだというのですが、怯えながらも、タケミチはこの辺りが黒龍のシマだってことを知らなかったと弁解します。
あれ程強い八戒なのに、まるで別人のように小さくなっています。
八戒は東卍である前に、自分の弟。兄である自分の命令は絶対のはずだと、近くまで顔を近づけて言うのです。
「家族の絆は、仲間のソレより上だろ?」
そう問いかけられて、八戒は顔色が悪いまま、呼吸の仕方もおかしくなっていきます。
見かねた柚葉が「大寿!八戒をあんま追いつめんなよ!」と止めに入るのですが、一瞥すると容赦なく拳の裏で柚葉の頭を殴るのです。
これは柚葉の躾が悪いことが問題だと言い、後でたっぷりと教えてやると言い、メンバーの元に歩いて行くのです。
それを見て、姉弟だと言っても女の柚葉を殴ったことに、タケミチは怒ります。
「テメェは女を殴んのかよ!!?」と意見します。
すると青筋を立てながら、柴家の問題に口を出すんじゃないと言うと、八戒に「兄ちゃんが代わりに尻ぬぐいをしてやる。これが絆だ」と、歯を見せながら口角を大きく上げるのです。
交換条件
一方的にタケミチが殴られる音だけが響いています。
メンバーたちは、普通の表情で姿勢を正したまま、それを見ています。
ついに我慢できなくなったヒナは、目に涙を止めて止めに入ろうとするのですが、柚葉に止められます。
大寿はヒナにも容赦しないことを知っているからです。
でも、このままではタケミチが死んでしまう。
殴られ続けたタケミチは、鼻や口から血を流し、意識がもうありません。
そんなタケミチの胸ぐらを掴んで、宙に浮かしながら大寿は殴り続けます。
ついに八戒は、大寿にやめてほしいとお願いします。
しかし、更に殴りながら「ハッカーイ。人にモノを頼む時は、交換条件が必要だろ!?」と言うのです。
下を向いて考え込む八戒。
殴る手を休めずに、ちゃんと見合うものを差し出せと言います。
「じゃなきぁ、コイツはここでくたばる」
そう言われて、八戒は「東卍を・・・やめるよ」と言うのです。
その言葉を聞いて、大寿の拳が止まります。
横目で八戒を見る大寿に「兄貴を支える為に、黒龍に入る」と言うのです。
「だから、タケミっちを離せ!交換条件だ!!」
少し怯えながらも、八戒は大寿を見て言います。
恐ろしく真剣な表情で八戒を見ていた大寿は、タケミチを掴んでいた手を離し、地面に落とします。
そして口元が笑います。
八戒の覚悟
夕焼けの中、タケミチは目を覚まします。
タケミチをおぶっていた八戒は「気づいたか」と声をかけます。
横を歩いていたヒナも、胸に両手を当てて「よかった!心配したんだよ!」と、目にいっぱい涙をためて言うのです。
まだ意識がぼんやりとしているタケミチ。
自分がボコられて、八戒がタケミチを助ける為に、東卍を抜けると言っていたことを思い出します。
謝るタケミチに、「オマエのせいじゃない。前から決めてたんだよ。それより柚葉をかばってくれてありがとな」と、少しだけ無理して笑いながら言うのです。
自分の兄が黒龍の総長で驚いただろ?と問いかけられて、現代で一虎が柴八戒が金の為に、先代を殺して黒龍を乗っ取ったと言っていたことを思い出します。
その話が本当ならば〝先代を殺す〟ということは・・・
「オレ・・・黒龍でやることがあるんだ」
そういう八戒の言葉を聞いて、まさかとタケミチの鼓動が跳ねます。
覚悟を決めた表情の八戒。
八戒は兄貴を殺すってことか?そうタケミチは思います。
感想
柴家には、独特のルールがあるようです。
八戒を躾けるのは柚葉の役目。
何かお願い事をするには、交換条件が必要なようです。
会話を聞いていると、どれも大寿が一方的に決めているような気もします。
やることがあるといって、黒龍に入った八戒。
現在の情報からすると、それは自分たち兄弟を締め付けている、大寿と片を付けるように取れます。
このままでは、恐れていた未来が起きてしまう・・・
タケミチは八戒を救うことが出来るのでしょうか?とても気になります。