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137話のあらすじ
エマの兄がイザナだということを知り、タケミチは何か覚えていることはないか?とエマに聞きます。
エマが3歳の時に、施設に連れていかれたイザナ。
エマは何も覚えていませんでしたが、真一郎と仲が良かったと言います。
そして、大量の手紙を持って来てくれるのです。
ハガキの隅から隅まで、細かい文字で書かれている手紙に、ドラケンはちょっと怖いと引きます。
みんなで手紙を読んでみると、真一郎の方からイザナに会いに行ったことが分かりました。
そして真一郎の実の弟である万次郎のことを、良く思っていなかったようです。
もしかしてこれはイザナの私怨なのかとタケミチは考えます。
東京卍リベンジャーズ16巻138話
唯一自分に会いに来てくれた家族は、真一郎だけ。
しかし、真一郎は万次郎を大切にしていました。
それをイザナが知ったら…嫉妬したという予想は、当たっていると思います。
これは個人的な恨みなのでしょうか?その為に、こんなに大きな抗争を起こそうとしているのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
タケミチの決意
タケミチは自分の家に千冬を呼びました。
「なんかわかったのか?」
と聞かれて「色々とな!」と答えて、タケミチは千冬に詳細を伝えます。
天竺が攻めてきたのは、イザナが異母兄弟であるマイキーを恨んでいたからだとしり、千冬は衝撃を受けます。
まさか、東卍の設立にも関わっているとは思わなかったと、頭をかきます。
タケミチは緊張した面持ちで、千冬だからこの話をしたと言います。
そしてこの先はもう1人で動くというのです。
千冬は驚きます。
「もうオマエを巻き込めない」
そう言われて納得が出来ず、千冬は何を言っているんだと言い返します。
タケミチは「ナオトが死んだ」と告げます。
驚く千冬。
もう本当に、未来には戻れないとタケミチは言います。
もう後がない。
何故かはわからないが、天竺との抗争は和解で終わります。
そして何故か分かりませんが、マイキーは稀咲とイザナの手に落ちます。
マイキーの人生は苦しみだけという未来に繋がります。
この腐った兄弟喧嘩は自分が終わらせる。自分が稀咲とイザナを殺すと宣言するのです。
決意を込めた瞳で、刺し違ってもと言われて千冬は唾を飲み込みます。
壱番隊隊長としての責任
分かってくれと小さな声で頼むタケミチに、千冬は何も言いません。
再度頼むと言うと「壱番隊はどうする?」と、千冬は真っすぐ聞くのです。
タケミチは背を向けて、「オレ個人の戦いだ」と言います。
なら、そう自分で説明しろと言います。
不思議そうにするタケミチに、千冬は自分が呼ばれた時点で、みんなも呼んだと言います。
そしてタケミチに言い聞かせます。
これはただの兄弟喧嘩ではない。
今回の一連の流れの中で、東卍は誕生しました。
懐かしい人が自分を呼ぶ声を、千冬は思い出します。
その流れの中で、自分はあの人に会った。
この兄弟喧嘩は、東卍の源流です。
それは自分たち東卍のメンバーにとっても〝ど真ん中の戦い〟です。
だから、未来とは関係なくみんながどうしたいかちゃんと聞けと言います。
それが隊長の責任だと。
すると、集まったいつものメンバー達は「やるっきゃねぇだろ!!」と、怒りの顔で叫びます。
タケミチは言い淀みますが、元々奴隷だった自分たちは、マイキーに助けられた。
マイキーの敵は東卍の敵。そんなの常識だと言います。
そして、1人でやるなんて水臭いと怒るのです。
タケミチが差し違える覚悟ならば、アッくんもタケミチに命を懸けると言います。
壱番隊は、タケミチが思っているほど弱くない。だから1人で背負い込むなと千冬は言ってくれるのです。
タケミチは心の中で、みんなに感謝します。
壱番隊の作戦会議を始めようとしました。
すると、車から誰かが降りてきて、タケミチの家の外から壱番隊隊長を呼ぶ声がします。
いいところだったのにと言いながらも、タケミチは不思議に思い窓から外を見ます。
東卍の特攻服をきて、長髪で黒いマスクをした女性が、下りてこいと言います。
タケミチは誰か分かりません。
言われた通り降りていくと、女性は車の窓を叩きます。
すると窓が開きます。
中には伍番隊の隊長ムーチョ君が居ました。
千冬はタケミチにやばいと言います。
東卍の中で、この人だけは特別枠だと教えてくれるのです。
感想
追いつめられていたタケミチは、差し違える覚悟で未来を変えるつもりでした。
しかし、壱番隊のメンバー達はそれを水臭いと言い、自分たちも協力すると言ってくれるのです。
良い流れの中、何故か伍番隊が現れました。
今まで接点が無かった伍番隊。
特別枠とはどういうことなのでしょうか?