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最終回までのあらすじ
天穂とカミシバイ
テラーナイト最終戦でセイは「天穂(あまほ) ラキ(語り部)&カミシバイ(恐怖)」と戦います。
カミシバイの能力は「作り話を現実にすること」であり「恐怖が消える」と言えば「恐怖」は消えてしまいます。
発動条件はカミシバイが「語り部」に触れること。
つまり、カミシバイがセイ(=語り部)に触れると口裂け女である咲(=恐怖)が消滅してしまいます。
カミシバイはまだ目覚めたばかりなので精神年齢が幼く難しい言葉が理解できないのでセイと咲は先に天穂を気絶させ無力化しようとしますが瞬間移動で逃げられてしまいます。
セイの機転で天穂とカミシバイに攻撃を当てることが出来たセイですが「恐怖」を力を手に入れるための道具にしか考えていない天穂はカミシバイを蹴り飛ばし高台から落とそうとします。
カミシバイを助けようと思ったセイは思わずカミシバイに触ってしまったのでした。
そしてカミシバイの能力で咲は消えてしまうのでした。
セイの祖父と咲
カミシバイの能力で咲は消えてしまい消えるときに巻き込まれたセイは昭和時代のテラーナイトへと飛ばされます。
セイが見ているのは咲の記憶であり昭和時代の咲とセイの祖父がいました。
セイの祖父は外見的には自分の息子(=セイの父親)より少し上である咲に少し感情移入していました。
咲もセイの祖父が化物らしくすれば優しくしてくれると思い戦う意思のない花子さん、赤マント、こっくりさんを切り刻んで食べてしまいます。
そして最後の恐怖を倒し「テラーナイト」を終了させた咲は「呪われた神」になりかけます。
力を手にいれたもののコントロール出来ずこのままでは大災害並みの被害を出してしまいそうになる咲。
セイの祖父は自分の首を刺し咲を止める為自ら死を選びます。
意識が朦朧としているなかセイの祖父は咲に謝ります。
人間のようだった咲を恐怖の化物にしてしまったのは自分なのかもしれないと。
そして最後はテラーナイトの事を何も知らなくてただ自分の帰りを待っている息子(=セイの父親)にも謝りながら死んできます。
あまりの悲しい過去に憤りながらも現実世界へ戻っていく中セイは自分との思い出が咲の中で大きくなっている事を知り改めて咲は恐怖の化物ではないと思います。
現実世界へ帰ってきたセイに咲は笑顔で感謝を伝えながら消えていくのでした。
最終回ネタバレ天穂VSセイ
咲が消えたことによりカミシバイは咲を食べます。
咲を食べたカミシバイは力を得たことにより子供のような姿から大人の女性へと成長します。
テラーナイトが終わったことによりカミシバイは「呪われた神」になり天穂は「神の語り部」になったことに歓喜しますがその時間は長くありません。
醜くなってしまったカミシバイに取り込まれてしまい一体となったことでカミシバイを止められなくなってしまいます。
暴走し暴れまくるカミシバイ。
暴走に巻き込まれてしまったかと思われましたが咲の「負の想念ではない力」がセイを守ります。
そしてそれは闇を切り開く力となりカミシバイを切り刻みます。
斬られた中から天穂が出てきましたが天穂はまだ自分が神になることを諦めてはおらずカミシバイを取り込んでセイを消そうとします。
しかし、自分に見合わない力を使おうとしているので天穂の身体はボロボロになっておりそんな身体ではまともに戦えるはずもなく咲の動きを真似したセイに斬られてしまいます。
最後のあがきで核融合を起こし世界の全てを消そうとしますがヒサルキや八尺様など今までセイが出会ってきた「恐怖」達が力を貸してくれます。
呪われた化物じゃなかった彼らは消えてなんかいなかったのです。
「テラーナイト」が終わり今度こそ「恐怖」達は消えていきます。
消えて行く咲をセイは呼び止めます。
咲は笑顔で「救ってくれてありがとう」と言いながら消えていきセイも「救われたのはオレの方だ」と感謝するのでした。
元の日常に戻ったセイ達ですがセイは咲は消えてないと思っています。
何故ならセイは咲を感じるから。
セイは自分で見て感じたものしか信じません。
「また憑いてきやがって」と少し笑いながらいうセイに咲が「アタシ キレイ?」と言ったシーンでこの物語は終わります。
感想
都市伝説の中でも有名な「口裂け女」を題材とした物語でしたがここまで口裂け女が可愛くそして優しく描かれた漫画は少ないのではないのでしょうか。
最後咲はまたセイと出会えた風に描かれていたので今度は争い事もなく二人とも平和に過ごして欲しいと思います。