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目次
7巻までのあらすじ
全国制覇に向けて、闘士を燃やす湘北高校バスケ部。
そこに不良グループとケンカして入院していた、宮城リョータが戻ってきました。
桜木とリョータは、最初はケンカばかりでしたが、ふとした事をきっかけに、仲良くなりました。
そんな折、入院するきっかけとなった、不良グループ達が、バスケ部が練習中の体育館に乗り込んで来ました。
リョータ以外の部員も殴られ、流血騒動に発展します。
果たして湘北高校は、出場停止を免れるのでしょうか。
63話 2度と来ない
桜木VS鉄男
桜木は鉄男に殴られっぱなしですが、パンチを喰らっても、「あー、蚊がいるな」と、効いてない様子。
水戸VS三井
三井は水戸にボコボコにされます。
水戸は、「もうバスケ部にはかかわらないと言え。この体育館には二度と来ないと言え」と、詰め寄ります。
桜木VS鉄男
桜木に鉄男のパンチはもう当たりません。
「てめーのパンチはもう見切った」
反撃開始。
殴られた他の部員の分も、殴ります。
流川の分だけは、軽くピシッ。
桜木が折ったモップの分まで、殴られてしまいます。
桜木の強さに周りは驚愕します。
三井は、どんなに殴られても抵抗をやめません。
そこに「もういいだろう三井」と、木暮が割って入ります。
65話 靴を脱げ
ゴリ登場!
後ろ手で体育館のドアを閉め、秘密の特訓中だと外の先生に伝えます。
赤木に「靴を脱げ」と言われ、みんな慌てて靴を脱ぎます。
赤木に往復ビンタされる三井。
三井は、湘北高校バスケ部のメンバーなのです。
66話 MVP
ゴリ達の学年でバスケットをしていて、武石中の三井寿を知らない人はいない程の有名人でした。
武石中が優勝し、三井が最優秀選手に選ばれた試合を、安西先生と綾南の監督も見ていました。
綾南に、三井を受け入れる気満々で、安西先生に横取りしない様に釘をさします。
安西先生は、「うちは公立だから」と、素っ気ない返事。
ところが三井は、強豪の海南大付属、翔陽、綾南を断り、湘北高校に入学したのでした。
そこで、赤木と木暮に出会います。
67話 全国制覇
安西先生が入って来て、赤木と三井は緊張します。
赤木と三井の目標は同じ、全国制覇!
一年生の実力を見るために、二つに分かれて試合をします。
赤木と三井は、別チームです。
完璧なフォームでシュートを放つ三井。
「その時は、想像もしなかったよ。三井がこんな風になるなんて…。」と、木暮。
68話 三井寿15歳
三井のシュートも凄いが、赤木のダンクも大迫力。
安西先生は、赤木を見て「彼はきっとすごい男になる…。」と、にっこり微笑む。
木暮は、三井と赤木のプレイを見て、全国制覇も夢ではないと、3年間頑張る事を誓います。
69話 WISH
赤木と三井の対決は、白熱していました。
絶対赤木に勝つ!
三井はスピードとテクニックで勝負します。
フェイントをかけて、シュートしようとしたその時、膝にズンッという重みが…。
入院中の三井のお見舞いに行った木暮は、なぜ湘北に来たのか問いかけます。
一点差で負けている試合中、ボールを追いかけ、取り損ねた三井は、半ばあきらめかけていました。
その時、ボールを渡してくれたのは安西先生でした。
「最後まで希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ。」
希望を捨てずに、試合に勝つことができました。
安西先生に恩返しをするために、湘北高校を選んだのでした。
70話 痛くねえ
三井は、病院を抜け出しバスケをしに行きます。
シュートを打ってみると、「痛くねえ。」
喜んで、バスケ部の練習に参加します。
赤木から木暮へのパスをカットしようと、手を伸ばした瞬間、三井は倒れ込んでしまいました。
その後、インターハイで活躍している赤木を見て、三井は寂しそうに一人松葉杖をついて、その場を後にしました。
71話 BASKET BALL
三井の不良友達が、三井に問いかけます。
「本当はバスケ部にもどりたいんじゃ?」
木暮も、「足が治ったのなら、一緒にバスケをやろう。」と誘いますが、そんな二人に三井は殴りかかります。
バスケなんて思い出でしかない、単なるクラブ活動でつまらないという三井に、木暮が胸ぐらをつかみます。
「何が日本一だ!何が湘北を強くしてやるだ!夢見させるようなことを言うな!」
リョータ「いちばん過去にこだわってんのは、アンタだろ。」
開けて下さい、と安西先生の声がします。
ドキっとする三井。
安西先生が入って来ます。
その瞬間三井の脳裏によみがえります。
楽しかった赤木達との時間、ケガをしてつらかった日々、安西先生言われた言葉、「あきらめたらそこで試合終了だよ。」
三井は、安西先生の前に泣き崩れます。
「安西先生…!バスケがしたいです。」
感想
ケンカのプロと言われている鉄男を、いとも簡単に倒してしまう桜木。
三井をボコボコにしてしまう水戸。
他3名。
強い、強すぎる桜木軍団!
MVPまで取ったのに、ケガのせいで不良になり下がってしまった三井。
期待の新人リョータが、とてもキラキラ光って見え、対照的な自分が嫌で、暴力をふるってしまったんでしょうね。
安西先生と対面した時の三井。
何度読んでも泣かされます。
「バスケがしたいです。」
今では、知らない人はいないんじゃないかという、有名なセリフですね。
スラムダンクの、数ある名シーンの中のひとつです。
さて、三井はバスケをすることができるのでしょうか。