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目次
11巻までのあらすじ
不良グループの三井が、リョータへの仕返しの為バスケ部に殴り込んできます。
バスケ部員である三井は、安西先生と対面することにより、「バスケがしたい」と、本音を言う事ができました。
バスケ部に復帰した三井。
県大会を順調に進む湘北高校バスケ部。
強豪の翔陽と対戦し、流川や三井の活躍で、2点差の勝利でした。
99話 王者への挑戦
赤木は、三年生にして初めて、海南大付属への挑戦権を獲得した事に、気合いが入りまくっています。
横断幕に「常勝」を掲げる、海南大付属高校バスケ部。
16年間優勝し続けた海南。
翔陽が負けた事により、海南の優勝は当たり前だと、大方は予想しています。
海南の控室では、エリートづらしない牧が、「試合はまだか」と気合い十分です。
湘北の控室では、赤木が、「海南は手の届かない存在だと思うか?」と、部員に問うています。
赤木は、一年生の時からずっと、インターハイ出場をかけて、海南と戦う日を毎日思い描いていたのです。
「絶対勝つ!」湘北バスケ部も気合い十分です。
100話 大黒柱
ナンバーワンルーキーを自称する織田信長は、試合前のコートに入場しながら、今年の海南は自分が入ったから最強だと、豪語します。
桜木のボールを奪い、信長は自分のハンドリングを自慢します。
流川は、信長が持っているボールに、自分のボールを当て邪魔をします。
信長が、「№1ルーキーは、流川じゃねえ!」と言うと、桜木も「あたりめーだ」と、自分もハンドリングを見せつけます。
桜木と信長は、流川に負けないと宣戦布告します。
それぞれが、赤木と牧にげんこつをくらいます。
彦一の姉、弥生は語ります。
二つのチームの大黒柱は、対照的な道を歩いてきたと。
牧は、常にトップを走り続け、赤木は凄い素質の持ち主で、県内屈指のプレイヤーでありながら、チームメイトに恵まれず埋もれ続けてきた。
赤木は、凄いチームメイトを引き連れて、やっとここまで来る事ができました。
101話 気合い入りまくり
いよいよ「湘北」対「海南」の試合が始まりました。
リョータの鋭いパスが通り、会場がざわつきます。
流川のシュートは、牧に止められます。
流川はすかさずパスをしますが、神にカットされてしまいます。
神から信長へのパスを、桜木は高い打点でカットしますが、残念ながら着地でトラベリングを取られます。
しかし、ナイスカットだと赤木に褒められ、気合いが入ります。
102話 ラン&ガン
海南に先取点を取られそうになりますが、赤木がカットします。
湘北得意のラン&ガンでシュートを決めようとしますが、牧に阻まれます。
神はスリーポイントを打つと見せかけて、信長にパス。
桜木は、信長のシュートを阻止できず、目の前でダンクを決められてしまいます。
103話 群雄割拠
彦一と弥生は、綾南戦の取材に向かいます。
「綾南」対「武里」。
昨年は、同じベスト4でしたが、一年間でとても差がついてしまいました。
スーパープレイヤー仙道が大活躍です。
信長は、桜木に「ダンクを決める気分ってのは、どんなだ?」と、聞いておきながら、桜木の目の前でダンクを決めました。
桜木は、コケにされたと怒り心頭です。
赤木のシュートを、「アマーい!」とカットしようとする信長。
ジャンプ力は凄かったのですが、赤木のパワーに圧倒され、カットできませんでした。
「どっちがだ!」と、信長に言い放つ赤木。
それを見て桜木は、スカッとします。
104話 計算外プレイヤー
「湘北」対「海南」。
大方の予想に反して、湘北が大健闘しています。
4点以上のリードを許しません。
桜木がコートの中を縦横無尽に走り回ります。
桜木のスピードやスタミナに、海南の監督と牧は驚きます。
神奈川ナンバーワンプレイヤーである牧が、桜木は俺がマークすると宣言します。
そんな牧に、桜木は「君、何年?高校生?」、OBを連れて来るなんてずるいと、言い放ちます。
信長が牧は17才だと言っても、桜木は信じません。
桜木と信長は、私語を慎めと警告を受けます。
そんな牧が桜木に近づき、「赤木の方がフケてるぞ!」
どうやら、牧はフケて見えることを気にしていたようです。
綾南戦から戻って来た彦一と弥生は、桜木に牧がついているのを見て、驚きます。
信長は、桜木の様な無礼者を、牧がマークする必要はないと、自分が桜木につきます。
リョータが、桜木に「アレやってみろ」と促します。
桜木は、信長にフェイントをかけ、シュートを決めます。
海南の高頭監督は、戦略計算外の桜木にペースを乱され、敗北をきした翔陽を見ているので、桜木を封じ込める作戦を思いついたようです。
105話 天才と雑魚
フェイントをかけられた信長は、じたんだを踏んで悔しがっています。
高頭監督は、神と宮益を交代して、宮益に桜木をマークさせることにしました。
見た目はひ弱な宮益ですが、厳しい海南の練習を三年間乗り越えてきました。
そんな宮益には、部員たちの厚い信望が寄せられています。
牧も、「お前の三年間をぶつけてやれ。」と、鼓舞します。
そんな宮益が桜木についた瞬間、流川は「ウマイ」と、唸ります。
宮益は、桜木の前に立つだけで、ディフェンスをしません。
桜木は勘が取れず、シュートを外しまくります。
106話 裸の桜木
高頭監督は、桜木はバスケを始めてたった3ヶ月の素人で、相手が強くなければ実力以上のものを出せない事を見切ったのでした。
丸裸にされてしまった桜木。
宮益をマークする必要はないとした、湘北。
フリーの宮益は、綺麗なシュートを放ちます。
宮益は、神を除けば海南ナンバーワンシューターなのでした。
桜木は、海南の強さを肌で感じ、早くどうにかしないと取り返しがつかなくなると、焦ります。
赤木に、どうやったらシュートが入るのか教えてくれと、懇願する桜木。
赤木は、苦肉の策として、「シュートは打つな、ダンクしろ!」と、教えます。
桜木は、ダンクを打ちにいきますが、牧に阻止されます。
107話 温存
牧は、桜木のフリースローが入らない事を知っていて、ファウルしたのです。
桜木が、これからはダンクだけ打つこともお見通しです。
宮益に怖がらずに、ファウルするように伝えます。
いつもは置物の様に座っている、安西監督が立ち上がります。
桜木の交代です。
感想
明暗を分けていた、赤木と牧の三年間の高校生活。
お互いの考えを知り尽くしている所が、まるで戦友のようです。
自分よりも強い相手と戦う事で、成長してきた桜木に宮益をマッチアップさせる高頭監督は、戦略は凄い、さすが名将です。
№1ルーキーは果たして、流川なのか信長なのか、まさかの桜木花道でしょうか!
次回も楽しみです。