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2巻あらすじ
季節は秋になり、普が誠治の家に引越してきます。
同棲生活編のスタートです。 色気皆無の誠治相手でも新婚気分の晋は、目下の悩みはすべて誠治のことばかり。
一方、甲斐甲斐しく晋の世話を焼く誠治はおかんのようですが、ちゃんと気持ちは恋人で晋を可愛がりたいのです。
そんな二人が一緒に暮らしながら、家族になっていく様子が盛りだくさんな2巻です。
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2巻ネタバレ
第1話
「うちの二階使えば?」という誠治の一言でアパートを引き払い、晋が誠治の家に引っ越してきました。
長く片思いをこじらせてきた晋は、特に愛欲にまみれた日々への期待しかありません。
一方誠治はおかんのように甲斐甲斐しく晋の世話を焼き、生活面でわがままを言わない晋の心配をしますが、一つだけ口にされた不満は「誠治からキスしてもらったことがない」だけ。
あっけなく不満は解消されてしまいホクホクしていた矢先、誠治から来月の健康診断で直腸検査が終わるまで、半月の禁欲を言い渡されてしまいます。
第2話
誠治の健康診断の日イコール待ちに待ったスケベ解禁日、期待に胸を高鳴らせて晋が帰宅すると、誠治の友人で同性カップルの八木と赤坂が遊びに来ています。
彼らの話題は直腸検査で誠治の体に負担がかかっていたこと。
40男の悲哀と晋のがっつき具合をフランクに話す誠治の声を漏れ聞いてしまいます。
ショックを受けた晋は誠治たちの飲みの誘いを断り、一人、己の股間を見つめて落ち込みます。
一方、飲みに出かけた誠治でしたが、八木から晋がさっきの話を立ち聞きしてショックを受けているのでは?愛されてることにあぐらをかき、恋人の心のケアをしないのは恋人失格と諭されます。
反省した誠治が飲みを断り帰ってみると、そこには待受が誠治のスマホを片手に一人性欲処理に勤しむ晋が・・・ 現場を見られ拗ねる晋に謝罪をしつつ、好きな相手に求められ、受け入れることで与えるつもりになっていた自分の気持ちを打ち明け晋の誤解をとき、解禁日のご褒美へとなだれ込むのでした。
第3話
商工会の福引一等の景品で発注ミスの出た温泉一泊旅行を半額で買い取った誠治は、晋を誘って出かけることに。
新幹線に飛び乗ると、八木カップルと出会ってしまいます。
なんと彼らこそ、商店街の福引一等を引き当てた強運の持ち主だったのです。
旅は人数が多いほうが楽しいよね!と同行することになった4人は、秋山の散策と温泉を楽しみます。
夜、酔っ払ってご機嫌な誠治から、誕生日おめでとうと言われ、晋は驚きます。
晋にとって自分の誕生日は、忘れるほど興味がないものでした。
この旅行が誕生日プレゼントだったことに気付いた晋は、最高の一日だったとお礼を言います。
ところが、誠治のプレゼント大会はこれからが本番です。
「温泉でスベスベ肌になった俺・・・」と浴衣を脱ぎ始める誠治の色気ない肌着に残念が止まらない晋ですが、誠治からのご奉仕がはじまり、一気にテンションが爆上がります。調子にのって晋を煽りすぎた誠治は、翌朝歩行困難な体になるのでした。
帰りの新幹線では、お互いに身内とは疎遠なことを知りますが、同時にお互いひとりだけど、これからは二人だと気付き、ほっこり幸せになってしまうのでした。
題4話
ひどい風邪を引いた誠治は、店を休み寝込んでいます。
店に誰かが訪ねてきても出られないほどの高熱が続いています。
そんな誠治を勤務中の晋は気にかけ、巡回中に寄ってくれたり、食事の面倒をみてくれていましたが、今日に限っては顔を出さないようです。
寂しくなった誠治は「高級メロンが食べたい♡ってチコたんが言ってる」と晋に小ボケのメッセージを送ります。
仕方なく薬を飲むため向かったキッチンで、晋の作ってくれたスープとおにぎりを見つけて食べながら、ひとりじゃないことを実感してほっこりしていると、居間でガラスの割れる大きな物音がします。
白昼堂々と空き巣に入られてしまったのです。
犯人と対峙しながら回らない頭で考えるのは、自分の心配ではなく、晋の昇進にケチがつかないか?ということ。
その頃、近隣のスーパーから通報を受け対応を終えた晋は、高級メロンを抱えて誠治のもとへ。
玄関を開けると大きな物音がして、同僚の警官とともに慌てて家の中へ入り、へたり込む誠治を発見します。
誠治は空き巣に入られたことを話し、同僚の警察官は逃げた犯人を追って飛び出して行きますが、晋は犯人を追わず誠治を見守ります。こんな時でも恋人モード全開の二人はラブラブです。
第5話
大晦日。近所の人に割れた窓ガラスを修理してもらい、空き巣が逃げ出したのは、猫が怖かったからだったと話す誠治の腕にはチコたんが抱っこされています。
何をしたわけでもなく、チコたんが近づいただけで犯人は逃げ出したのだが、お手柄である。
毎年分けていただく餅も大量に手に入れて、ちょうど昼時、いっしょに餅を食べようと休暇の朝寝坊を満喫している晋を起こしに向かいます。
寝ぼけた晋は、チコさんの背中に顔を埋め、お餅の妖精をカミングアウトした誠治を美味しくいただく夢をみます。
安定のムッツリ具合です。 こたつで餅を食べ、元旦が休みの晋は呼び出しがないことを祈ります。
誠治と年越しをしたいのです。
なんなら年越しHもと・・・ ところがまんまと呼び出しがかかり、晋は大晦日の神社の警備に駆り出されてしまいます。
また来年もあるじゃないかと慰められ、渋々働く晋が誠治の名前をつぶやくと、そこに誠治が顔を出します。カウントダウンでキスをした二人は、新年の挨拶をするのでした。
おまけ
晋が勤務中にトラックに泥跳ねされて、着替えに帰ったときのエロい妄想のお話。 誕生日プレゼントがよほど嬉しかったようです。
カバー下 おまけマンガ
春。まるまると太った誠治とチコさん。誠治は知らないようだけど、どうやらチコさんにボーイフレンドがいるみたいです。
感想
表紙が大晦日のカウントダウンで一緒にいるふたりのシーンでとても素敵です。
そして2巻は全話に濃厚なラブシーンがあり、圧巻です。
いい年の大人の恋のはずなのですが、まるで高校生のような晋のがっつき方にこじれてる感がよく出ていて、二人の幸せが伝わってきます。
チコたんの可愛さもふんだんに散りばめられ、猫好きにはたまりません。二人と一匹で家族なのですね。