未分類

ぬらりひょんの孫の最終回ネタバレや感想、結末を解説!

詳しく詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。

最終巻までのあらすじ

主人公の奴良リクオは、一見普通の中学生の男の子。しかしその正体は、妖怪たちの総大将・ぬらりひょんの孫で、妖怪たちを取り仕切る組織「奴良組」の3代目大将です。

3代目という重責に苦しみながらも、日本全土の妖怪をまとめ上げようと決意し、百鬼夜行の首領として奮闘する日々を送っています。

四国八十八鬼夜行や京都の妖怪たち、百物語組など、数々の強敵たちを倒してきたリクオたち。その最後の相手は、かの有名な陰陽師・安倍晴明でした。

陰陽師の一族・御門院家の策略によって、安倍晴明が地獄から復活し、日本中がピンチに。

敵対する陰陽師の一族・花開院家が、晴明の居城・葵螺旋城に乗り込むために結界の破壊を画策します。

花開院竜二の前に天海が立ちはだかり、陰陽師同士の決戦が始まります。

自らの限界を超えた竜二によって天海は撃破され、無事に葵螺旋城の結界が破れ、門が開かれるのでした。

最上階にいる晴明のもとへと向かうリクオたち。しかし、城の各所には、御門院家の歴代当主が待ち受けていました。

仲間たちに後押しされ、リクオは更に上階へと突き進みます。

晴明の実子である2代目当主・吉平が立ちふさがりますが、激しい戦闘の末、リクオはなんとか勝利をおさめます。

そして、安倍晴明が待つ最上階へと向かうのでした…!

最終巻ネタバレ

晴明と羽衣狐の再開

葵螺旋城の最上階にて、自分の母・羽衣狐と再会を果たす晴明。

羽衣狐は、晴明との思い出を懐かしみつつ、内なる願いを聞き出そうとします。

晴明は、皆が平等な秩序ある世界を目指していることを母へと打ち明けますが、「世迷言」だと一蹴されます。

かつては凶暴な性格だった羽衣狐ですが、吹乙女の魂と融合したことで、「母性」の妖怪へと変化していました。

愛すべき京妖怪を守るため、羽衣狐は晴明へと刃を向けます。

しかし、晴明の強力な技の前には力及ばず、羽衣狐は傷を負います。

一番の腹心である狂骨が羽衣狐を守るために瀕死の重傷を負い、晴明はその姿すらも嘲笑います。

羽衣狐がとどめを刺されそうになった瞬間、リクオたち百鬼夜行がついに到着。そこには、最強の妖怪・土蜘蛛や、遠野の妖怪たちといった面々も。

間一髪のところで助けられた羽衣狐は、リクオと共闘することに。いよいよ魑魅魍魎の主による最終決戦が始まります。

協力者たちの活躍

リクオが晴明と対峙しているころ、仲間や協力者たちも活躍していました。

奴良組の本部では、総大将・ぬらりひょんが昔の戦友たちと共に現れ、圧倒的な力量差で、3代目当主・雄呂血を撃破。

葵螺旋城の離宮では、玉章と獺祭が、4代目当主・有行と相対します。

また、奴組の首無たちは、6代目当主・心結心結(ゆいゆい)と戦闘を繰り広げます。

晴明との決戦

決戦の中、晴明の隙を付き攻撃を仕掛ける羽衣狐ですが、強力な反撃を受けます。

リクオは羽衣狐を守るために割って入り、半身を失う深手を負います。畏(おそれ)が徐々に薄れだし、絶体絶命のピンチに陥ります。

とっさに側近の氷麗が助けに入りますが、晴明に狙われてしまいます。

満身創痍の中、リクオは鏡花水月を放ち氷麗を助けます。

その瞳は、ぬらりひょんのものではなく、人間時の姿のものに変化していました。

晴明は、羽衣狐もろともリクオを殺害しようと攻撃を仕掛けます。

しかし煙の中から、羽衣狐を鬼纏ったリクオが現れます。

最強の妖同士が融合し、禍々しい姿へと進化したリクオは、最後の闘いを挑みます。

晴明も全身全霊の攻撃「天文操作 永劫輪廻」を発動して対抗。

リクオは、羽衣狐や奴良組の仲間たちの想いを乗せ、究極の一閃を晴明に浴びせます。

晴明の身体は徐々に崩れ、消滅していきます。

全ての運命を断ち切り、晴明を撃破することに成功するのでした。

しかし、リクオは瀕死の状態となっており、意識を失ってしまいます。

羽衣狐によって、半妖の里へと運び込まれ療養に入ります。

治療を終えたリクオは本部へと帰還し、多くの妖怪や仲間たちに囲まれ、大宴会が始まるところで物語は終わります。

後日譚

本編はここで終了となりますが、最終巻にはおまけがいくつか用意されていて、後日譚などをみることができます!その後日譚について、いくつかご紹介します。

①猩影のお墓参り

猩影は、亡くなった父・狒々の墓を参り、そこでリクオと鉢合わせます。戦いの終結を喜びつつ、亡くなった戦友たちを偲ぶ猩影。

そして、今後もリクオたちを支えていくことを決意します。

②花開院家のその後

陰陽師の一族・花開院家の後日譚です。

最初は尖りに尖っていた竜二ですが、魔魅流・ゆらとともに、花開院の未来を歩んでいくことを目指していきます。

感想

いかがでしたでしょうか。

妖怪任侠物語「ぬらりひょんの孫」の最終巻についてご紹介しました!


あの安倍晴明がラスボスだとは予想できませんでした…。羽衣狐とリクオの共闘にはとてもワクワクしましたよね!


今までのキャラクターたちが登場し、後日譚まで丁寧に描かれた、素晴らしい最終巻と言えます!あなたもぜひ読んでみてください。