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53話のあらすじ
2倍の戦力差がある芭流覇羅と東卍の乱戦は、年も下で数も少ない東卍が押されてきます。
ドラケンと三ツ谷がなんとかしなければと動きますが、士気は下がる一方です。
すると、殴られて痣だらけのタケミチが、叫びながら1人両腕を振り回して芭流覇羅に突っ込んでいきます。
「自分がこの戦いを勝利に持っていくんだ!」涙を浮かべながらもそう叫ぶタケミチの姿を見て、他のメンバーたちは立ちあがります。
そして、ドラケンと共に半間との間に居た敵を全て蹴散らしていくのです。
東京卍リベンジャーズ7巻54話ネタバレ
ついに、ドラケンが半間の前に立つことが出来ました。
しかし、半間は普段はやる気がなさそうなやつですが、マイキーと張れるくらい強い戦闘力を持っています。いくらドラケンといえど、彼に勝つことが出来るのでしょうか?気になる続きを書いていきたいと思います。
反則級の強さのドラケン
ドラケンは余裕の半間に向かって突っ込んでいきます。
ドラケンVS.半間。
ボロボロのタケミチは、その戦いを見守ります。
「行くぞ!!」と叫ぶドラケンに「来いや!!」と受ける半間。
両腕でガードしている半間を、ドラケンの拳はものすごい音を立てて襲います。
半間は背後にものすごい勢いで何メートルも吹っ飛ばされて、潰されて積まれた車たちに背中から突っ込んでいきました。
そのあまりの威力に、驚くタケミチとドン引く芭流覇羅のメンバー達。
ドラケンは「まだまだだぞ」と、涼しい顔をしています。
「ダリィ・・・」とこぼす半間は、「ガードしててこれかよと・・・」苦笑いします。
タケミチはドラケンの強さに、反則級だとビビります。
1人で戦うマイキー
ドラケンたちとは離れた、廃車が積まれている山の上にマイキーの姿がありました。
一虎を追って、車の上を跳ねるように飛んでいくマイキー。
「逃げ回るだけか!?」と一虎に叫びますが、一虎が後ろを振り向いた瞬間、横から2人の少年が飛び出てきてマイキーに蹴りを入れます。
なんとか腕でガードしつつ、煩わしく思うマイキー。
羽織っていた特攻服の上着は、着地するときに風で飛んでいってしまいました。
車の上からマイキーを見下ろす一虎は「とーしたマイキー!?膝なんてついてよぉ」と笑います。
顔の左側に大きくタトゥを入れているスキンヘッドの少年は、不意打ちなのにガードをしたことを驚きました。
縞模様に刈込を入れて、目がイっている少年は「やっぱりこいつ強いし、気を付けろチョンボ」とタトゥが入っている少年に言います。
2人を見て、一虎に「タイマンすら張れないのか」とマイキーは睨みます。
しかし、涼しい顔をして一虎は「タイマンなどと約束をした覚えはない」と言います。
この2人は対マイキー用に用意していました。入っていた少年院で最強だった喧嘩のエキスパートです。
芭流覇羅の幹部のチョンボとチョメ。
2人はマイキーのことをよく観察したと言います。強いなんて大概は噂だけだと馬鹿にすると、マイキーに突っ込んでいきます。
しかし、マイキーは無表情のまま、片手でチョンボを押すと片足を動かします。
それを見て、慌てて「離れろ」と叫ぶチョメ。
次の瞬間、チョンボの足元の車が、マイキーの蹴りによって大破します。
それを見て、息を切らしながら「危っぶね!!」と焦るチョンボ。
マイキーはちょこまか動くチョンボにイラつきます。
チョメも汗をかいて「コイツはホンモノだぁ・・・」とこぼします。
しかし、一虎だけは笑っています。
どうしてマイキーをここに誘い込んだのか。
それは足場を悪くすることで、マイキーの核弾頭みたいなケリの威力を押さえようとしたのです。
不意を突いて、両足でマイキーの背を蹴るチョメ。
「ここからが本番だぞ!!?」そう叫び、さすがのマイキーも苦しそうな表情をします。
ふと、足元にあった鉄パイプに気が付き、拾う一虎。
2体1で車の上で戦いますが、マイキーは押しています。
それに凄いと言いながらビビる2人。しかし、マイキーに体当たりをして、2人がかりで動きを封じます。
そこに「とった!!」と笑いながら、一虎は背後から鉄パイプでマイキーの頭を殴るのです。
ゴキッと異常な音がして、振り返ったドラケンは、倒れているマイキーに気が付きます。
ドラケンの叫び声を聞いて、三ツ谷と松野、タケミチも白目をむいて倒れているマイキーに気が付くのです。
倒れているマイキーを見下ろすように3人は居ます。
「芭流覇羅の勝ちだ」そう言う一虎。
しかし、マイキーは起き上がります。
驚く一虎に「1個だけ教えてくれ」と言うのです。
頭から血を流しながら、真っすぐに一虎を見上げます「オレはオマエの敵か?」そう問われ、一虎の目が見開かれます。
昔、「オマエはオレのモンだ」口元や頬にケガをしている少年が、一虎に手をさし伸ばします。
人は誰しもが裏切る。
幼い頃の記憶はあまりないけれど、振り上げられた拳と怯える母の顔は憶えています。
無表情で母を見ている、幼い頃の一虎の姿がありました。
感想
半間相手にてこずると思っていたドラケン。しかし、たった一撃で力の違いを見せつけました。
一方、マイキーのことをよく知っている一虎は、マイキーの為に足場の悪い場所へおびき出し、ケンカの強い助っ人を集めていました。
それにも関わらず、卑怯な手を使ってマイキーを殴る。
一虎は狂っています。彼の闇は、マイキーの兄を殺したせいだとずっと思っていました。
しかし、回想を見てそれだけではなかったのかもしれません・・・一虎は一体どんな過去を持っているのでしょうか。知りたいです。