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54話のあらすじ
一撃で半間を数メートル吹っ飛ばしたドラケン。
反則級の強さに、タケミチも半間も驚きます。
そして、マイキーは1人廃車の積まれた山に一虎と移動していました。
マイキーのケリを封じるために、足場の悪い場所におびき寄せ、戦闘能力の強い幹部2人を使ってマイキーの動きを封じると、鉄パイプで頭を殴ります。
倒れているマイキーの姿を見て、焦るドラケンたち。
しかし、マイキーは立ち上がり一虎に「オレはオマエの敵か?」と聞くのです。
東京卍リベンジャーズ7巻55話ネタバレ
かつては仲間だと思っていた一虎に、尊敬している兄を殺されたことがどうしても許せないマイキー。
そして今、一虎は自分の敵として目の前に居ます。
マイキーから1つだけ教えてほしいと聞かれた「オレはオマエの敵か?」という問い。
それは、私も聞きたかったものです。一虎はどうしてマイキーを敵と認識してしまったのでしょうか?気になる続きを書いていきたいと思います。
イカれた理論
頭から血を流しているマイキーは、一虎に「オレはオマエの敵か?」そう問いました。
その問いを受けて、一虎は固まり心臓が大きく脈打ちます。
聞こえてくるのは幼い頃の母の言葉。
「オマエはお父さんの味方?それともお母さんの味方?」
一虎の頬に両手を当てて、覗き込むように聞いている母。
どっちもはダメだ。どちらかだけ。そう一虎に聞くのです。
小学生の一虎は、「ボクは・・・」と考え込んで黙ります。
一虎はマイキーに「オレは、オマエのせいで苦しんだ」と言います。
殴り殺してしまった相手が、マイキーの兄だと知った時を思い出します。
「オマエのせいで年少にいたんだ」無表情のままそう言う一虎に、マイキーは何を言っているのか分かりません。
すると、目が血走り怒り狂った一虎は「敵にきまってんだろーが!!」とキレます。
自分は邪魔なものを排除するんだ。
そして話しながら、積まれた廃車の高いところまで登っていくのです。
〝人〟を殺すのは〝悪者〟
〝敵〟を殺すのは〝英雄〟だ!!
そう言って、マイキーの方を振り返る一虎の表情は、まるで洗脳でもされているかのように表情がありません。
思わず戦いを中断して、ドラケンたちも一虎を見ています。
何を言っているか分からない一虎に理解不能なタケミチとドラケン。
半間は「狂ってやがる」と笑っています。
一方的な殺戮
鉄パイプをマイキーの方に向けると、しっかりと押さえているように指示します。
言われた通り、チョメは背後から羽交い絞めにして両腕を封じ、チョンボは右足をしっかりと抱き込みます。
そんな状態でも、しっかりとした眼差しで一虎を見据えるマイキー。
一虎は容赦なく、鉄パイプでマイキーの頭を殴ります。
車にマイキーの血しぶきが飛び、マイキーは白目になってしまっています。
それを見て「終わったな」と、嬉しそうに言う半間。
タケミチは見ていることしかできません。
容赦なく反対側からも頭を殴る一虎。
ギャラリーは「マイキーの負けだ」と冷静に言います。
しかし、タケミチは納得できません。
手足を抑えつけて、あんなのは喧嘩ではない。卑怯だ。
慌ててドラケンがマイキーの元に駆けつけようとしますが、それを半間がドラケンを投げ飛ばして阻止します。
起き上がりながら、苦しい表情をするドラケン。
一虎は「オレは英雄になる為に敵を殺す」そう見開いた眼で言うと、真上からマイキーの頭をとどめと言わんばかりに鉄パイプで殴るのです。
怒りのマイキー
思わずマイキーの名を叫ぶタケミチ。
すると、下を向いたままマイキーは「敵を殺す?」と呟きます。
「そんな事で兄貴を殺したのか?」そう言うマイキーの目は、すさまじい殺気と憎しみがこもっています。
無表情のままマイキーを見ていた一虎は、その殺気に背筋に悪寒が走ります。
次の瞬間、羽交い絞めをしていたチョメは鼻血を拭きながら後方に飛ばされました。
チョメ本人も、何が起こったのか分かっていません。
足を押さえているチョンボも焦ります。
マイキーはチョンボごと足を振り上げ、一虎の頭にすさまじい蹴りをこめかみに入れたのです。
思わず意識が飛び白目になって崩れ落ちる一虎。
それを見るマイキーの顔は、血だらけの中、目が吊り上がりまるで鬼のような形相です。
片足を足場の車にめり込ませて、マイキーは1人立っていました。
感想
こんな表情のマイキー・・・初めて見ました。
悪魔か鬼と言われても納得するぐらいの、恐ろしい表情。
そして、鉄パイプで殴られた後だと言うのに、一瞬で3人をノシてしまいました。
これが無敵のマイキーの力。
兄の事を本気で慕っていた、マイキーの怒りでもあるのでしょう・・・。
自分が悪者になりたくないから、相手を敵とすることで自分を英雄にしようとしていた一虎。
自分にとって不都合なことは、全て敵とすることで自分の心を守っていたんですね。
しかし、それは誰からも理解されないでしょう。被害者側であるマイキーからすれば、これほどふざけた理論はありません。
このままマイキーは一虎を殺してしまうのでしょうか?早く続きが知りたいです!