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今際の国のアリス第2巻ネタバレやあらすじ、感想考察まとめ

詳しく巻ごとに詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。

今際の国のアリス1巻ネタバレ

第5話たいざいふつかめ

地獄の様な一日目が明け、4人はそれぞれ回想に耽っていた。全員この世界に来たことが恐ろしく怖かったが、今までいた世界でも彼らは日陰者、居場所はあまりなかった。

それに比べて今いる世界では自由。

彼らは久しぶりに全て忘れて笑うことができた。そんな二日目の夕暮れ、苅部はこんなことを口にする。

「今夜もげぇむに参加しねえか?」

これに有栖は賛同したが、紫吹と張太は首を横に振った。

よって一行は二手に分かれることにした。

有栖と苅部の二人でげぇむ会場に向かうと、そこにはすでに多くの人がいた。

そしてディスプレイには「おにごっこ」の文字が映し出されていた、、。

第6話すぺぇどのご①

げぇむの種類

げぇむ会場には楽観的になっている者や、冷静にスマホの充電をしている者など、様々だった。

ディスプレイには続けてすぺぇどのごと表示された。それを見て着替え始める女性を尻目に、ある男が話しかけてきた。その男は新渡戸と名乗り、トランプの示す意味について教えてくれた。数字は難易度を表しており、スートはげぇむの種類を表している、と。

♦は知能型、♠は肉体型、♣はバランス型、そして最も恐ろしい♥は、、その続きを聞く前に、るぅるの説明が始まってしまった。

参加者がいるマンションに一人の殺人鬼が「おに」として放たれる。ぷれいやぁは鬼から逃げ回り、30分以内にマンション内の鍵が空いている部屋を見つけ出し、その中に書いてある「じんち」にタッチすること。

それが生き残るための条件である。

げぇむ開始

そしてげぇむは始まった。鬼が動き始めるのは5分後…

有栖は最初の位置取りの重要さに勘付いていた。そして遂に鬼が動き出す―。

携帯を充電していた男は、上から全てを見下ろせる最上階に辿り着き、その鬼の風貌に少し身構えた。

自分達の上の階に鬼がいることを悟った有栖らは出来心から、少し様子を見に行く。するとそこには片手に機関銃を持ち、馬の被り物をした鬼がいた。鬼は有栖らを見止めると、歩みをこちらに向けた。

有栖らは、降りるしか残されていなかったが、それでも有栖は思考を放棄してはいなかった。

3階に降りた有栖は思考を「俺を信じて、この階で息を潜めてくれ」と頼み込んだ。

有栖の言葉を信じる苅部に対して、新渡戸はそそくさと更に下へ降りていってしまった。

そして鬼は二人のいる3階―を素通りし、1階へ。そして軽快に鳴る銃声に、二人は何が起こったのかを理解した―。

下へ下へと逃げたくなる心理を逆手に取って生き残ることができた有栖と苅部であった。

第7話すぺぇどのご②

必勝法

初めての銃―。初めての死に直面した有栖らは動転していた。しかし、鬼が足を引きずっていたのを見逃さなかった有栖は全員で協力すればくりあできると確信した。

それを受けた苅部は鬼の風貌をマンション内の人間に大声で伝えた後、鬼の居場所の共有する事を提案した。

するとそのしばらく後、鬼の位置を伝える女性の声が聞こえた。先程着替えていた女性である。彼女はクライマーなので、パイプを伝って上の階に登って難を逃れていた。

絶体絶命

銃声が聞こえるたびに参加者が減っていく中で肝心のじんちは見つけられずにいた。

体力の限界が近い有栖と焦る苅部―。すると、有栖らのいる階に鬼が到達。苅部は反対側の階段にいたが、有栖は通路のど真ん中。有栖は咄嗟に窪みに身を隠した。

有栖はバレていない事を信じて息を潜めようとしたがこの極限下でそれは不可能に近い芸当であった。

死を確信したその時、今際の国に来る前の出来事が思い起こされる。

彼の弟は非常に優秀で、両親もそれを自慢に思っていた。

そう、彼の家では、有栖の存在は無に等しかった。

それを思い出す事で無我の境地に達した有栖は鬼にバレることなくその場を凌ぐことに成功した。

自らのコンプレックスをも糧にする―。有栖はこの世界で生きるすべを見出しつつあった。 

ある提案

逃げる事に成功していた苅部はある二人の男の会話を耳にする。

一人はレスリング経験者。一人はミリタリーオタク。

彼らは銃に関する知識と決め技で鬼を殺害するという。彼らはその場に居合わせた苅部にも協力を仰ぐのだった。

第8話すぺぇどのご③

反逆

二人から鬼の殺害を提案された苅部はふたつ返事でこれを承諾。あの状況に居合わせた苅部は、有栖は射殺されてしまったと思い込んでいた。

苅部には、いや、誰であってもどうにもできない状況であったが、それでも友を見捨てて一人逃げてしまった自分を苅部は許すことが出来なかった。鬼に一矢報いてやろうという決意が漲った。

そして苅部は自ら進んで囮となり、鬼を誘導することに成功。

銃のリロードの隙を狙って後ろからチョークスリーパーをかける男。

しかし苅部は、目論見が成功したかに思われた次の瞬間―。銃声が鳴り響いた。

鬼は銃を複数隠し持っていたのだ。少し考えれば予測できることであった。

苅部は自分の軽はずみな行動を恥じ、間一髪で逃げることに成功した。

じんちの場所

有栖はじんちの位置を考えていた。すると、明らかに参加者を殺すためではない銃痕を発見。

これは威嚇射撃だと気づいた有栖は、4階西廊下のどこかにじんちがあると確信し、雄叫びをあげた。1階上にいた苅部はその声を聞いて友の無事を確認し、涙を流した。

しかし残り時間はあと僅か。肝心の鬼は一人も逃さないように、じんち付近を徘徊していた。

このままでは誰も到達することができない。

絶望しかけた有栖の目の前に苅部の姿。彼は背後から鬼を捉え、そのまま階段へ転がり落ちた。苅部の必死の陽動のかいあってか、有栖は鍵の空いた部屋―じんちを見つけることに成功する。

第9話すぺぇどのご④

起死回生

苅部は鬼から逃げるため、決死の覚悟で踊り場から飛び降りた。

その下の階に飛び移ろうとしたが全身を強打。壁にしがみつくかたちとなってしまう―。

このままだと上の踊り場にいる鬼から撃たれてしまう。絶体絶命の最中、一筋の銃声が鳴った。

それは鬼のものではなかった。スマホの充電をしていた、最上階にいた男だった。名は苣屋駿太郎―。

一方有栖はボタンを2つ同時に押さなければくりあできない事実に絶望していた。苅部が作った一瞬の隙でもう一人じんちに入ることはできない。

そう思った矢先に部屋に入って来た者がいた。その人は、先程の女性クライマー。名は宇佐木柚葉。有栖は宇佐木と二人でボタンを押した。

その瞬間、鬼の首輪が爆発。

4人はげぇむくりあとなった。

くりあ後

苅部は苣屋に助けた理由を訪ねた。その答えは至極単純―「君たちが面白そうだったから。」

更に苣屋は、電波はまだ生きていると助言し会場を後にした。

またしてもげぇむをくりあした苅部と有栖を張太と小織は涙ながらに出迎えた。

一方、苣屋は鬼の死体を漁り、鬼も別のげぇむのぷれいやぁだった事を知る。あともう少しで出国できる。

そう意味深な言葉を呟いた苣屋の手には大量のトランプが握られていた。

感想

登場人物も徐々に増え、げぇむの難易度も物語も加速する第2巻!

今際の国のシステムも判明してきたがために、より深まっていく謎―。

次回は波乱の第3巻です!