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106話のあらすじ
無敵のマイキーは、大寿ですら一撃で沈めました。
東卍のメンバー達は、喜びます。
変なことを言っていたマイキーでしたが、2人の形見を持って、クリスマスに走ろうと決めていたと、首から下げているお守りを見せてくれました。
それを見て、タケミチは安心します。
大寿は、乾の肩を借りて立ち上がり、まだ黒龍の精鋭メンバーが外にいると叫びます。
しかし、外のメンバー達は、ドラケンが1人で倒してしまっていたのです。
東京卍リベンジャーズ12巻107話ネタバレ
マイキーは圧倒的な強さを持つ大寿でも時代は創れないと言いました。
「心がない」そういうマイキーには、年齢にふさわしくない重みがありました。
彼の中では、強さより思いの方が大切のようです。
黒龍との戦いも、終わりが見えました。続きを書いていきたいと思います。
東卍の勝利
教会の中で、千冬はタケミチに「まだ動けるな?」と確認します。
外に黒龍は100人。こちらは5人です。
「あとひと踏ん張りだ」と千冬は言います。
三ツ谷も、八戒に「あと一暴れすっか」と声をかけます。
八戒もやる気です。
しかし、教会の入り口にドラケンが立ちます。
返り血を浴びた顔で、不思議そうに「何そんな構えてんだ?」と聞きます。
いると思っていなかったドラケンを見て、タケミチと三ツ谷は驚きます。
ドラケンはマイキーの名を呼ぶと、表を指で刺しながら「外のヤツらは全員ノシた!」とあっさりと言うのです。
その言葉に、タケミチの口は大きくあきます。
マイキーに負け、兵隊も失った大寿は、動けなくなっています。
マイキーは笑顔で返事をします。
信じられないタケミチたちは、走って外へ出ます。
そして「オレらの勝ちだ!」と声を上げるのです。
外で通れている黒龍のメンバー達を見て、千冬は歓喜の声を上げます。
柚葉は、この人数を1人で倒したことに驚きを隠せません。
バケモノは、東卍のトップ2人だったのです。
嬉し過ぎて鳥肌が立つと、千冬はタケミチにはしゃいで話しかけます。
しかし、タケミチは荒く息をするだけで、何も答えません。
タケミチは周りを確認します。
みんな・・・生きてる。
歯を食いしばり、目からは涙が溢れます。
今回は、誰も犠牲者を出さずに、終わることが出来たのです。
「ミッションコンプリートだ」と言って泣くタケミチに、千冬は「だな!」と笑うのです。
次の瞬間、タケミチの体は傾き倒れてしまいます。
慌てる千冬の声に、マイキーとドラケンは振り返ります。
三ツ谷は黙ってタケミチを背負うと、目を閉じているタケミチに「ありがとな」と礼を言うのです。
そして、マイキーとドラケンにも礼を言います。
2人が来てくれたから、黒龍に勝てたのです。
「でも、今日の一等は、タケミっちだ」
と言うと、八戒と千冬、柚葉はその通りだと微笑むのです。
敗北した黒龍
教会の扉の前で、大樹は崩れて座ったままです。
横に立っているココは「終わっちまったな」とこぼします。
乾は1人階段を降りると、大寿に「ここでお別れだ」と言います。
短く儚かったけれど、いい夢だったと言うのです。
大寿はそれを黙って聞いています。
乾はココに「オマエはどうする?」と聞きます。
ココは舌を出して「当然、オマエについてくよ」と答えると、大寿に手を振りながら、乾と教会を去るのです。
それを柴家の姉弟は見送ります。
未だにうずくまったまま座っている大寿の横に、八戒は立ちます。
前を見ながら「どうだ?初めての負けの味は?」と問います。
それにも、大寿は答えません。
そんな大寿に、「アンタは強えぇ。すぐ立ち直れるさ」と八戒は言います。
でも、オレら姉弟は2度とアンタに屈しないと続けるのです。
殺そうとしたのは自分の間違いだった。
でも、これからも家族に暴力を振るい続けるのならば、自分は戦い続ける。
そう言って、八戒も教会を去ります。
下を向いて目を閉じている大寿に、柚葉は「こんな事があっても変わらないなら、兄貴はバカだ」と言います。
母親が死んでから、兄は母の話をしませんでした。
あの時から、大寿はずっと独りだったことに柚葉は気が付いていました。
柚葉自身も、独りだと思っていました。
一体家族とはなんなのだろう?そう兄に問います。
瞳に涙をためながら「死んでほしい程嫌いだけれど、愛してる」そう言って微笑むと、柚葉も教会を去るのです。
タケミチを連れて走るマイキー
マイキーのバイクが、音を立てて走っています。
タケミチが目を覚ますと、バイクを運転しているマイキーの後ろに居ました。
「起きた?」と聞かれて、タケミチは驚きます。
そして、周りにみんなが居ないことに気が付きます。
既に解散した後だったのです。
タケミチに「着いたぞ」と言うと、バイクを降ります。
着いた場所は、ヒナの家の前だったのです。
よく分からないタケミチの前に、ヒナが立っています。
ヒナの姿を見て、タケミチは不思議に思いながらも、心臓が大きくなるのです。
感想
あ、危ない危ない!気を失っている人を乗せてバイクで走るなんて・・・恐ろしいことをするマイキーに、素でビビりました。
どう考えても勝てないと思っていた黒龍戦。
見事に東卍が勝利しました!
柴家にとっては、これが一番良い結末だったと思います。
丸く収まった後、マイキーはタケミチをヒナの所へ連れていきました。
一体なぜなのでしょうか?とても気になります!