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80話のあらすじ
自分の縄張りに東卍の隊長が入ってきたことに、腹を立てる大寿。
連れてきた八戒に、タケミチを殴り殺すように指示します。
無理を言う大寿を柚葉は止めようとしますが、無問答無用で頭を殴られてしまいます。
女に手を挙げた大寿にタケミチは意見をすると、一方的に殴られ続けるのです。
それを八戒は、自分が黒龍に入ると言って、やめさせます。
ケガをしたタケミチを背負いながら、黒龍でしなければいけないことがあるというのです。
東京卍リベンジャーズ10巻81話ネタバレ
現代での八戒と、過去の八戒は雰囲気が違いました。
過去では不良とはいえ、悪ではなかったのに一体何があったのでしょうか。
一方兄である大寿の方が、イメージしていた黒龍に近い気がします。一体これから何があるのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
友達から情報収集
黒龍との出来事を、夢にまで見て飛び起きるタケミチ。
様々な情報を集めて、少しずつ分かっていました。
現代で一虎が言ったことが確かならば、実の兄を殺すことになります。
そして、総長を殺した八戒が、黒龍を乗っ取って東卍に戻ると、見てきた現代の未来となってしまいます。
八戒が大寿を殺してしまうのを止めればいいのか。
そう考えますが、それは違うような気がします。
黒龍と自分が戦うのか?とも考えます。
しかし、大寿の姿を思い出すと、恐怖で背筋が凍ります。
それは絶対に無理だと、頭を左右に振ります。
拳を握り締めて、稀咲だけではなくどんどんと問題が増えていくことを苦しく思います。
でも、自分が解決をしなければいけません。
やるかないと、声を出して自分に言い聞かせます。
やるしかねぇんだ!と気合を込めていると、ゴチャゴチャうるさいとアッくんが言うのです。
横を見て見ると、自分の部屋で友達がトランプゲームをしていました。
「なんでウチに?」
と聞いてみると、見舞いに来たというのです。
話を聞いていると、友達もいつの間にか東卍に入っていたことを知ります。
すると、机の椅子に座っていた千冬が「オマエが入れたんだろ?」と言います。
千冬の姿を見て、思わず黙ってしまったタケミチを不思議に思いながらも、みんなは黒龍の事について話し込んでいきます。
タケミチは今東卍の隊長です。
そのタケミチを殴ったとなると、黒龍と東京卍會が揉める火種にするには十分です。
しかし、黒龍と揉めた場合、今までみたいなものでは収まりません。
黒龍は〝殺人部隊〟を売り文句にしている武闘派なのです。
黒龍を復活させた大寿
長い間関東の不良達の頂点に君臨していた黒龍ですが、その中でも十代目黒龍は歴代で最強最悪だと千冬は言います。
歴代で最強で最悪だと聞き、マコトと山岸が息を呑みます。
その理由は、柴大寿の絶対的君主だと言います。
東卍の結成理由が黒龍と揉めていた一虎を助ける為だったので、東卍と黒龍との関係は深いと言います。
東卍は黒龍に勝利したことで、一躍有名になりました。
それを聞いて、今回の抗争も余裕だとみんなは思うのですが、その時潰したのは〝九代目黒龍〟だったのです。
大樹は残ったメンバーを引っ張り、特攻服を一新して、メンバー達を軍隊のように育て上げて、見た目から憧れる存在にしたのです。
隊服を揃えるには、金がかかります。自分たちと2こくらいしか変わらないのに、どうやってそんな金を集めたのかと、みんなは疑問に思います。
更に大寿が他の不良と違うのは、暴力を〝売る〟ことです。
金持ちと繋がって、兵力を渡す代わりに金を貰っていたのです。
金の為に喧嘩をしていると知り、まるで別世界の生き物に感じます。
その話を聞いて、やはり未来の黒龍に繋がると確信したタケミチは、自分が黒龍を何とかしなければと思います。
昔と今の黒龍は別物だから、今の東卍とモメたらただじゃすまない。
それを聞いて、タケミチは立ち上がり「モメる必要なんかねぇよ?」というのです。
驚くみんなに、「これはオレの問題だ。東卍は関係ねぇ」と言うのです。
決意を込めた表情で「オレ1人で片付ける」そう言って謝るタケミチを、千冬は外に連れ出します。
千冬に告白をする
千冬のバイクに乗って夜道を走った後、このバイクは場地の形見なんだと笑って千冬は言います。
タケミチは千冬が言いたいことは分かっていました。
下を向きながら「1人で抱え込むなって言いたいんだろ?〝仲間がいる〟って言いたいのはよく分かってる。でもっ」と涙を瞳にためます。
見てきた現代が酷すぎたのです。
だからオレは!!と唇をかみしめて震えるタケミチに、「そんな事を言いに来たんじゃない」と千冬は笑うのです。
千冬は「楽しく行こうぜ?」そう言いたかったのです。
場地はタケミチに辛い思いをさせる為に、東卍を託したわけではない。
千冬の想いに、涙腺が緩むタケミチ。
「怒ってんぞ、場地さん」そう笑って言われて、タケミチの瞳からは涙が溢れ出そうです。
1人じゃないということが、タケミチの想いを突き動かします。
そして、未来から来たことを告白するのです。
感想
ずっと誰にも言えずに黙っていたことを、千冬に伝えたタケミチ。
普通ならば信じてはもらえないけれど、それを伝えたタケミチは、きっと一人で背負うには心が限界を迎えていたんだと思います。
しかし・・・いきなりそんなことを言われて、信じてもらえるのでしょうか?
千冬の反応が気になります!