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88話のあらすじ
場地の一件を引きずっているマイキーの為に、動こうとしている稀咲。
しかし、タケミチと千冬はその言葉を信じません。
それでも、少しでも最悪な未来を変える可能性があるならばと、稀咲と手を組むことにするのです。
それでも、やはりみんなの仇である稀咲と組むことに気乗りをしないタケミチ。
ヒナと帰宅中、ナオトが稀咲と同じことを言うので思わずぼやくと、ヒナも同意します。
驚いたことに、なんとヒナは稀咲鉄太と知り合いだったのです。
東京卍リベンジャーズ11巻89話ネタバレ
何故か東卍がらみで命を落としていたヒナ。
彼女は稀咲のことを知っていました。
その可能性を全く考えていなかったので、タケミチだけでなく、読書も衝撃を受けました。
稀咲はヒナの事を知っていたうえで、殺害していたのでしょうか?気になる続きを書いていきたいと思います。
全国模試1位の稀咲
進学塾の特進クラスに、稀咲は居ました。
問題を素早く解いていく稀咲。
表情は乏しく、髪は適当で、どこか暗そうな少年です。
全国模試で1位をとった稀咲に「すごいね!」と、ヒナは笑顔で話しかけるのですが、すぐに友達の女の子が「行こうよ」とヒナを連れ出します。
キモイ稀咲のことが苦手な友達は、よく話しかけられると言うのですが、ヒナは「いい子だよと?」と気にしていません。
稀咲のような頭のいい子は、心がなさそうだと周りからは思われていました。
稀咲はヒナと家が近かったので、よく一緒に帰っていました。
ヒナと稀咲が知り合いだと思ってなかったタケミチの心境は、複雑です。
中学は私立に行ったので、それからは知らないと微笑みながら言うヒナに、「今はバリバリの不良だよ」とタケミチは答えます。
驚くヒナに、更に東卍の隊長をしていると伝えるのです。
「嘘!似合わない!」と言いながらも、少し考えて、稀咲とタケミチは会うかもしれないというのです。
ぶっきらぼうだけれど、根はいい子だというのです。
タケミチはどんなに考えても、稀咲がいい奴だとは思えません。
ヒナを殺すような奴なのです。
しばらく考えて、自分と稀咲があった事があるようなことを言っていたことを思い出し、それについても聞いてみます。
でも、少し笑って「覚えてないでしょ?」というのです。
ヒナは、その時のことをよく覚えていると言います。
でも、少し話したくなさそうです。
タケミチとの初めての出会い
ヒナが言いたくなさそうなので、タケミチは何かあったのかと心配になります。
その日、ヒナと稀咲は初めてタケミチと会ったと言います。
小学6年生の時の夏。
塾の帰り道でした。
話し始めたヒナを、真剣に見つめるタケミチ。
公園で猫をイジメている子たちが居て、ヒナはそれを止めようとしました。
稀咲は危ないし、無駄だと言って、止めようとしますが、ヒナは構わず行ってしまいます。
大きな声で、いじめている子たちに意見をするヒナ。
その隙に、猫は逃げていきます。
楽しみを取られた男の子たちは、ヒナのような正義感の強い子供が嫌いだと言い、逃げた猫の代わりにヒナをイジメようとします。
3人の自分より大きな中学生に詰め寄られて、泣いてしまいそうになるヒナ。
それでも、ぐっと唇をかんで泣くのをこらえようとします。
それを、更に男の子たちはいじります。
建物の陰から、「だから止めたのに」と、稀咲はその様子を見ていました。
すると、首にマントのように布を付けた男の子が、一直線に走っていくのです。
大きな掛け声とともに、飛び蹴りを食らわせて、中学生の男の子は尻もちをつきます。
ヒナは涙がこぼれたまま、その子の方を向きました。
マントを翻して「正義の味方参―上!!!」と、両手を腰に当てて叫ぶのです。
中学生のクセに、女の子1人に集団でイジメるなんて許せない!!
当時小学6年生だったタケミチは、そう叫びます。
しかし、中学生たちは、そんなタケミチを馬鹿にするのです。
よく見ると、タケミチは震えていました。
「ビビっているなら、でしゃばるな!」
と言われるのですが、必死に息をしながら殴りかかるのです。
中学生たちは帰り、泣いているヒナの横で、タケミチは大の字になって横になっています。
ヒナだけでなく、タケミチの目からも涙が溢れているのですが、ずっと横で泣いてるヒナが気になって「なんでオマエが泣いてんだよ!!」と思わず起き上がって叫ぶのです。
「弱いんだから、後先考えないでこんなことするな!」と言うと、素直にヒナは謝ります。
少しバツが悪そうな顔をして、タケミチは「じゃあなっ!」と走って帰っていくのです。
話を聞いて、タケミチは「本当にそれはオレ?」と戸惑います。
今のタケミチからすれば、14年も前の事です。
自分がダサすぎると、ショックを受けていると、ヒナは負けるって分かっていて助けに来てくれたタケミチは、勝てる人より100倍すごいよ!と笑って言ってくれるのです。
その言葉に、頬が染まるタケミチ。
「あの日、ヒナは君に恋をしました」
そう言われて、そんなに前から自分の事を好いていてくれたのかとタケミチは感動するのです。
感想
どうして、ヒナのように素敵な女の子が、わざわざ不良のタケミチと付き合っているのか不思議だったのですが・・・
ヒナが困っていた時に、タケミチはヒーローように現れて助けてくれていたんですね。
確かに、喧嘩が強くないタケミチは負けてしまったし、かっこ悪かったかもしれません。
でも、自分より大きくて人数が多い人たちに挑むということは、簡単には出来ません。
その姿が、ヒナの心を強く掴んだのでしょう。
なぜヒナがこんなにタケミチの事を好きなのかが分かり、心が温かくなりました。 2人には幸せになってもらいたいです