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108話のあらすじ
ヒナは父がタケミチに何か言っていたことを知り、父に問い詰めます。
「不良以外の子と付き合ってほしい」と言う父に、両親は世間体の為に結婚をしたのかと問います。
そうでないはずだと言うと、ヒナは家を飛び出しました。
神社に行き、神に祈るヒナ。
すると、そこにエマが現れます。
話を聞いたエマは、ドラケンとマイキーにヒナの家の前までタケミチを連れてくるように頼みます。
ヒナと会ったタケミチは、子供のように泣きながら「やっぱり別れるのはナシにしてくれないか?」とヒナに頼むのです。
東京卍リベンジャーズ13巻109話ネタバレ
別れを切り出されたヒナは、会えば泣いてしまうから、タケミチに会えないと言っていました。
しかし、先に泣いたのはタケミチの方で、絶対に守るから、ヒナと別れたくないと言うのです。
タケミチのこの素直なところが、本当に好きです。ヒナはなんと答えるのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
仲直りをする2人
ヒナは「初詣」とだけ言います。
その意味が分からず、聞き返すタケミチ。
「連れてって」と続けてヒナは言います。
「それって・・・」と言いよどんでいるタケミチに、ヒナは笑顔で「仲直り」と言うのです。
それを見て、再びタケミチは泣き始めます。
そんなタケミチに泣き止むように言うヒナ。
その様子を側で見ていたエマは「よかったねー」ともらい泣きをしています。
マイキーは「・・・なんでエマが泣いてんの?」と不思議そうです。
ドラケンは少し考えこんだ後、弱いがいざと言う時は頼りになるタケミチは、本当に〝あの人〟みたいだとマイキーに向かって言うのです。
間をおいて、マイキーも同意するのです。
マイキーとドライブ
まだ涙を流しているタケミチに、マイキーは話しかけます。
そして「ちょっと一緒に走ろうよ」と、声をかけるのです。
タケミチは首をかしげます。
マイキーは強引にタケミチの手を取って、バイクの方へと向かいます。
ベランダからヒナの両親はこっそりと見ていました。
母親は「あなたの負けね」と言い、息を吐きながら「こうやって大人になってくんだなぁ」と、父親は複雑そうな顔をして、母親は暖かい部屋へと入っていくのです。
「これ以上ちょっかいをかけたら、次はヒナタに絶交されちゃうわよ?」
と釘を刺し、父親は「それは困る」と言いながら、時間を気にして連れ戻したいと言うのです。
マイキーの後ろにタケミチは乗っています。
タケミチは、マイキーのことが不思議に感じます。
普段は近寄りがたいのに、こうやって2人で居ると、穏やかでなんでも話してくれそうな気分になるのです。
タケミチは親の事を聞くと、マイキーは親は居なくて祖父とエマと3人で暮らしていると言います。
おじいちゃん子だと知り、タケミチは意外に感じます。
エマだは昔は別々に暮らしていたが、10年程前にエマを祖父の元においてどこかに行ってしまったと話します。
それを聞いて、タケミチは酷い顔をして「サラッと壮絶」と驚きます。
兄がマイキーとエマの親代わりでした。
マイキーは、10コ上の兄の後ろをついて行って、兄から色んな事を教わりました。
いつも側に居た兄貴がいなくなり、「たまにわかんなくなる」と、無の表情で言うマイキーに、タケミチの心臓は鳴ります。
「それがどういう事なのか、理解できなくなる、何が正しくて何が間違ってんのか」
そうマイキーが言ったことで、タケミチはマイキー自身が、このままでは自分がおかしくなると言うことに気付いていることを知りました。
バイクを止めて、夜道を2人で歩きます。
「兄貴は総長だったくせに、喧嘩が弱かった」と言われて、タケミチは「嘘!?」と叫びます。
無敵のマイキーの兄が弱いと知り、信じられない様子です。
兄との思い出とマイキーからの頼み
ハハっと笑うと、マイキーは昔の兄の事を思い出します。
兄の周りには、みんな集まっていました。
東京じゅうの不良達が、自分より弱い兄を慕っていたのです。
マイキーは兄に「なんで男にモテるんだ?」と聞きます。
すると、ケガをした顔で笑いながら「マンジローにはまだわかんねぇよ!」とだけ答えるのです。
みんなを先導する兄は、いつでもキラッキラに輝いていました。
「あの人がいるから負けねぇ。みんなきっとそう思ってた」
その言葉を聞いて、タケミチは微笑むと「マイキー君みたいっスね!」と言います。
しかし、小さな声でマイキーは「オレは弱いよ」と呟くのです。
よくわからなかタケミチに「オマエは強い。タケミっち」とほほ笑んでマイキーは言うのです。
「本当に大切な事は、喧嘩に勝つ事じゃねぇ。自分に負けない事だ」
と、真剣な顔で言うのです。
そて、タケミチは弱いのに黒龍にすら屈しなかったと言うと、自分が挫けそうなとき、自分が自分でなくなりそうな時、叱ってくれ。と頼むのです。
「兄貴のように」と笑うマイキーの姿を見て、タケミチの瞳には涙が溢れてきます。
大きな声で「もちろんです!!」と叫ぶのです。
感想
以前タケミチは兄に似ていると言っていたマイキー。
共に時間を過ごすことで、兄と似ているタケミチに、弱い自分を支えてもらいたいと言いました。
タケミチは嬉しそうですが、私にはマイキーがもう限界で、助けてもらいたいように映りました。
もしかすると、既にマイキーはヤバいのかもしれません。
感動するシーンなのに、なんだか不安になりました。
このまま未来が良くなっていると良いのですが。今回のミッションの結果が気になります。