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148話のあらすじ
エマがバイクにはねられたと知ったマイキーは、エマを背負い病院に向かいます。
途中でエマは意識を取り戻します。
エマはもしものことが会ったら、ドラケンに「愛している」と伝えてほしいと言います。
マイキーは、もしものことなんてないと返します。
次にエマは、タケミチにマイキーのことを頼みます。
言い終わると、エマの手から力が抜けます。
マイキーは必死にエマに話しかけます。
しかし、エマの体は冷たくなっていきます。
マイキーは震え、タケミチは大粒の涙を流すのです。
東京卍リベンジャーズ17巻149話
エマはマイキーに背負われながら、冷たくなってしまいました。
ドラケンとも両想いで、まだまだこれからだったエマ。
マイキーは、尊敬する兄だけでなく、心を許している妹まで失うことになったのです。
現代で、苦しみしかなかったと言っていたマイキー。
その一部が見えた気がします。
タケミチはこの後、どう行動するのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
稀咲の計画
ビルの屋上の給水塔の上に、稀咲は座って空を見上げています。
そこにイザナが現れ、替え玉を出頭させたから稀咲は捕まることはないと伝えます。
稀咲は少し考え、自分がマイキーを一番知っていると言います。
そして、人の上に立つ為に必要なのは、頭ではなく〝容貌〟だと話し始めます。
マイキーは人の上に立つ、思考の媒体。
今の東卍のメンバーと一緒に居れば、せっかくの才能が潰れてしまう。
だから自分が手を加える必要があったと言います。
その話を聞き、イザナは勝手な話だと言います。
稀咲は給水塔から降ります。
その為に、まずはドラケンに恨みを持つキヨマサを使って、邪魔なドラケンを殺す計画を立てました。
しかし、あと少しという所で、タケミチの邪魔が入りました。
悔しそうにする稀咲に、イザナは大した奴には見えなかったと言います。
歯ぎしりをしながら、稀咲はドラケンの殺害計画に失敗したから、次に芭流覇羅というチームを作り、マイキーをトップに据えようとしました。
しかし、今度は場地がその邪魔をしたのです。
稀咲は一虎を使い、場地を殺そうとしました。
「邪魔なもんは、消しちまえばいいんだ」そう憎しみのこもった目で、稀咲は言います。
それをイザナは黙って見ています。
マイキーを飼いならす
稀咲は自分の掌を見ながら、自分の心は何をしても満たされなかったと言います。
しかし、最愛のモノを失っていくマイキーを見て稀咲は高揚しました。
マイキーを媒体にして、自分がもうすぐ生まれ変わると感じたのです。
イザナは、その仕上げが今回のエマかと聞きます。
稀咲は何も言いません。
イザナは1つ分からないと言い、稀咲になぜ危険を冒してまで、自分手を汚したのかと聞きます。
人を使えば簡単に殺すことが出来るのに、何が稀咲を突き動かしたのか気になったのです。
稀咲は、実の妹を殺した相手に、興味はそれだけかと聞き返します。
しかしイザナは、10年の間施設で過ごしてきた自分を訪ねてきたのは、真一郎だけだったと言います。
空っぽの自分を埋めてくれたのは、真一郎だけなのです。
そんなイザナの興味は、真一郎が愛したモノ。
胸に手を当てて、稀咲の悪意は自分の心を満たしてくれると、微笑んで言うのです。
「だから利用されてやる」
そう稀咲に伝えると、今のマイキーは自分と同じ空虚の極みだと、空に向かって言います。
そして、時間をかけて、ゆっくりと自分がマイキーを飼いならすと宣言します。
稀咲は東卍を自分のモノに出来ます。
稀咲は街並みを見下ろしながら、どうする?ヒーローと心の中で問うのです。
エマの死
タケミチは時計の音だけが響いている霊安室に居ます。
瞳を閉じて横たわっているエマ。
その前には、ドラケンが立っています。
瞳を潤ませながら、タケミチは見守ります。
ドラケンは呆然と立っているのです。
霊相室の前の椅子では、放心状態のマイキーが壁にもたれかかって座っています。
タケミチは強く拳を握り、自分がなんとかしないと…と、唇を強く引き締めるのです。
感想
エマは亡くなってしまいました。
エマを失ったことで、マイキーもドラケンも放心状態となってしまいました。
その一方で、ずっと謎だった稀咲の想いを知ることも出来ました。
空っぽだった稀咲の心が高揚したのは、愛するものをマイキーが失った時。
歪んだ想いと、自分勝手な理由に怒りがこみ上げます。
その為に自分の妹が犠牲になったというのに、イザナは無関心でした。
彼の全ては、真一郎ただ1人だけ。
稀咲もイザナも、壊れています。
そんな2人を相手に、東卍は隊長が不在。
総長と副総長も放心状態です。
タケミチは、どう立ち向かうのでしょうか?
今までで最も不利な状況です。しかし、あの2人の好きにだけはさせたくない!
タケミチ!頑張って!!