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24話のあらすじ
腹部から血を流しているドラケンを見つけ、叫びながら駆け寄ったタケミチの声に、マイキーとエマとヒナが反応します。
マイキーは急いでドラケンの所へ駆けつけようとしますが、半間がそれを阻みます。
自分はすぐに行くことが出来ないと判断したマイキーは、タケミチにドラケンのことを託します。
必死に、自分より大きいドラケンを背負って病院まで運ぼうとするタケミチ。
すると、ヒナとエマが救急車を呼んだと駆けつけてくれます。
救急車を待っていると、キヨマサとその仲間たちに見つかってしまいます。
タケミチが逃げ腰になっていることに気が付いたドラケンは、自分を置いていくように言います。それを聞いて、自分は逃げようとしていたことに気が付き、自分自身に喝を入れるタケミチ。
意志のこもった強い表情で、キヨマサにリベンジマッチを申し込みます。
東京卍リベンジャーズ4巻25話
なんとかドラケンの意識があってホッとしたのに、タケミチしか戦える人がいない状況でキヨマサたちに見つかってしまうなんて・・・なんてツイていないんでしょうか。
でも、ドラケンの優しい思いを受けて、1巻でタイマンを申し込んだタケミチが帰ってきました!
この瞬間を待っていた私は、続きが気になって興奮しっぱなしです。気になる続きを書いていこうと思います。
オレの人生から逃げない!
ドラケンから逃げるように言われて、逃げ続けて全部失くしたのに2回目も逃げるのかと自分に問うタケミチ。
逃げない。今度こそ逃げない。これはオレの人生だと、キヨマサにリベンジマッチを申し込みます。
「まだ喧嘩賭博のタイマンの決着がついていなかった」と言い、「あれはオマエの負けだ」と周りから言われても、タケミチは「負けていない」と言い切ります。
それを聞いて、怒るキヨマサ。
ドラケンは、「タケミチが勝つ方に1億円を賭ける」と、笑顔で言い切ります。
驚くタケミチに、ヒナとエマもタケミチが勝つ方に1億円を賭けていきます。
それを見て、「こいつらは切羽詰まって頭がどうかしちまったんじゃないか」と笑うキヨマサに、ドラケンは真顔で「タケミチが勝つ」と言い切ります。
みんなに背中を押されて、タケミチはキヨマサに「勝負だ」と殴りかかります。
ルールの無い戦い
タケミチがこぶしを振り上げた瞬間、笑うキヨマサを見て何かを察知したタケミチは、左の掌をドスで刺されて貫通します。
あまりの痛みに叫ぶタケミチ。
「殺したと思ったのに」と笑うキヨマサと、叫ぶヒナ。
痛みに苦しんでいると、キヨマサは「タイマンなどする気は無い」と言います。
「ただの処刑だ」と言い、キヨマサの仲間たちは笑います。
それを見たタケミチは、息を整えると、自分でドスを引き抜き後ろに投げ捨てます。
目に涙を溜めて、キヨマサに殴りかかるときに走馬灯のように中学時代の自分の思い出が流れ込んできます。
全国制覇を目指し、東京一の不良になれると思っていたのに、夢はすぐにキヨマサ達によって打ち砕かれました。
自分はマイキーのようにはなれなかった。
〝オレのダメな人生はキヨマサのせいだ。運が悪かった〟そう思っていたが違った。全部自分のせいだ。
一度負けたくらいで立ち向かわなかった、自分の弱さのせいだ〟そう気が付いたタケミチは、キヨマサに殴られても起き上がり向かっていきます。
これが花垣武道だ!
まだ一発も食らってねえと煽るキヨマサに、タケミチは体当たりをします。
しかし膝で腹を蹴られて、苦しそうな姿に思わずヒナが泣きながら叫びます。
それを見て、ヤジを飛ばすキヨマサの仲間達。
タケミチは大きく口を開けると、キヨマサの腹に思いっきり噛みつきます。
痛がるキヨマサと、「小学生のようでみっともない」と非難するキヨマサの仲間達。
離せとタケミチを殴りますが、タケミチはダサくたっていいと噛むのを辞めません。
隙を見て、キヨマサの背中に張り付くと、そのまま両手で首を絞めます。
「マイキー君になれなくたっていいっ!!オレは花垣武道だ!!」
目に涙を浮かべながら大声で叫ぶタケミチを見て、ヒナは自分が「タケミチ君はタケミチ君だよ」と彼に伝えたことを思い出し、感動して涙がこぼれます。
2度目の人生は諦めないと必死にしがみつくタケミチ。
抵抗するキヨマサ。
そして、「絶対に離すな」とドラケンも叫びます。
感想
タケミチ・・・・。もうタケミチの必死の叫びとあがきに、感動して涙がこぼれました。
全てを諦めて、謝って適当に生きてきたフリーター時代。
そんな彼からは想像もつかないほどの、今度は絶対にあきらめないという意志の強さが伝わってきました。
ヒナでなくても、この姿に胸が震えます。
そう、前をさっそうと歩く一握りの天才や成功している人たちと自分は違う。自分は自分なんだと叫ぶタケミチに、今夢見ていた人生と違うと思っていた読者の心を自分は自分なりに精いっぱい生きればいいのだと奮い立たせてくれました。
タケミチ、ありがとう。絶対に卑怯なキヨマサに勝って!!祈るように続きを待ちます。