詳しく巻ごとに詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。
東京卍リベンジャーズを読みたい方はお得に賢く読むことができる電子書籍サイトがありますので活用していきましょう。
全話ネタバレまとめはこちら
101話のあらすじ
八戒は泣きながら、タケミチに助けてくれと言います。
それを「任せろ」と言って、タケミチは微笑むのです。
柚葉が目を覚ますと、タケミチの前で大寿が膝をついていました。
その光景に驚いていると、八戒は本当は柚葉が自分を守ってくれていて、さもそれを自分がしたようにタケミチに話していたのだと、みんなに告白するのです。
みんなが八戒を責める中、タケミチは大きな声で「オマエはダセェ!」と叫ぶのです。
しかし、自分はもっとダサかったと付け加えます。
三ツ谷も、自分のダサイ一面を、八戒に告白するのです。
そして、自分たちはそんな嘘で八戒を見捨てないと言って、八戒の前に立ちます。
東京卍リベンジャーズ12巻102話ネタバレ
八戒が自分の一番隠していたかった部分をみんなに見せたことで、事態は大きく動きました。
みんな逃げたくなるような、ダサいところを持っているのです。
兄の鏡のような三ツ谷ですら、虚勢を張っていたのです。
それを支え合うために、友達がいる。その言葉に胸を撃たれました。続きを書いていきたいと思います。
変わった八戒
みんな弱い。だから家族がいる。その三ツ谷の言葉を引き継いで、タケミチはそんな嘘で八戒を見捨てないと言います。
それが東卍なのです。
その言葉を受けて、八戒は目をつぶって涙をこぼしながら叫びます。
そして、着ていた黒龍の特攻服を脱ぐのです。
涙はこぼれたままですが、八戒の目はしっかりと開かれています。
それを、迫力ある真剣な表情で大寿が見ます。
八戒は涙を流して笑いながら、みんなに下がるように言います。
三ツ谷も千冬もタケミチも、ボロボロなのです。
真っすぐにみんなを見て「ありがとう。もう、怖くねぇ」と言うのです。
タケミチと三ツ谷は、その八戒をしっかりと見ます。
初めて兄に挑む
自分より大きな兄の前に、八戒は立つと「二度と黒龍の特攻服は着ねぇ!!」と宣言します。
大寿は上から高圧的に見下ろすと、「乗せられて強くなったつもりか!?」と八戒に対して威嚇します。
それを、タケミチは黙って見守ります。
本当の家族は自分のはずだ。
今まで柴家を守って来た兄に、逆らうのか!?と恐ろしい形相で叫びます。
思わず柚葉は、「八戒に手を出すな」と大寿に向かって叫びます。
それと同時に、八戒の拳が大寿の頬を殴るのです。
八戒が大寿を殴ったことに、驚く柚葉。
八戒は「東京卍會弐番隊副隊長、柴八戒!!柚葉を!仲間を!家族を守るために、テメェをぶっ飛ばす!!」と宣言するのです。
それを聞いて、大寿が歯を食いしばります。
タケミチは、八戒に向かって優しい変えを向けて見守るのです。
大樹に向かっていく八戒。
戦いが繰り広げられている後ろで、千冬が「八戒が変わった」と言います。
それに同意する三ツ谷。
八戒は〝殺す〟ではなく〝ぶっ飛ばす〟と言ったのです。
千冬はタケミチに「未来が変わるぞ!」とキレイな瞳で言うのです。
それを聞いたタケミチは、黙っています。
包囲されたタケミチ達
八戒の意気は上がっています。
大寿は黙って下を向いていたと思うと、涙を浮かべて「神は・・・まだ私に試練を?」と青筋を立てるのです。
それに八戒の背筋はゾクリとします。
凄まじい威力で八戒を殴ると、「私は二人も家族を殺めなければならないのですかぁ!!?」と叫びながら、殴りながら頭を床に叩きつけるのです。
「こんなにも愛しているのに!!?」と泣きながら叫び、八戒を殴ります。
思わず焦る柚葉と、そんな大寿を三ツ谷はバケモノと言います。
八戒は白目をむいて、床に倒れています。
それを見下ろしながら「残念だ、八戒・・・」と息を切らしながら大寿は言うのです。
そして、タケミチたちも、生きて返さないと言います。
この協会は黒龍の精鋭100人が囲んでいるから、逃げようとしても無駄だと言います。
その言葉通り、タケミチ達のいる協会の周りに、黒龍の特攻服を着た男たちが、列をなして囲んでいます。
窓からそれを確認した千冬は「ホントだぜ」と、タケミチに伝えます。
しかし、タケミチは元から逃げる気はありませんでした。
黒龍を潰さなければ、未来は変わらないと思っているからです。
それを聞いて小さく息を吐くと、千冬も同感だと返します。
三ツ谷は笑いながら「こりゃ、死ぬな」と言い、少し黙った後、タケミチも笑いながら「ハイ!!」と答えるのです。
笑っている2人を見て、柚葉は「冗談じゃねぇんだぞ!?本当に死ぬかもしれねぇんだぞ!!?」と焦ります。
しかし、三ツ谷は少し黙った後それには答えず「ゴメンな」と謝るのです。
〝その期待が人を苦しめる事もある〟
以前柚葉はそう三ツ谷に言いました。
その通りだった。
自分の期待が八戒を苦しめた。
「〝兄貴〟失格だな」
と柚葉に向かって言います。
三ツ谷は、「今まで1人で八戒を守って来た柚葉を、マジ尊敬する」と、真っすぐな瞳で言うのです。
千冬もタケミチも同じ顔で柚葉を見ています。
柚葉は泣くのをこらえて唇をかみながら、瞳に涙をためるのです。
そんな柚葉の頭に、手を乗せて三ツ谷は笑って言います「今度はオレらの番だ」
感想
東卍のメンバーで挑んでも勝てない大寿に、柚葉はたった1人で戦っていたのです。
「弟を守る」その為だけに。
幼い少女には、とても苦しいものだったと思います。
だからこそ、三ツ谷達は自分が死んでしまうかもしれなくても、柚葉を守るのです。
たった1人で戦い抜いてきたこの少女を。
状況は絶望的です。でも、どうかタケミチ達が勝ちますように!ただただそれだけを願います!