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130話のあらすじ
鶴蝶は、今回の抗争を良く思っていませんでした。
稀咲に利用されているような気がすると言うのです。
東卍では、緊急集会が開かれていました。
天竺は出来たばかりのチームなので、情報が少なく、知らないメンバー居ます。
マイキーとドラケンは、みんなから情報を集めるのです。
そして、メンバーには普段は絶対に手を組まないはずの、S62世代ばかりなことに気が付きます。
東卍の創設にも関わっている班目も天竺に居ることを知り、東卍と因縁が深そうだとマイキーは思います。
しかし、やりれっぱなしにはいかないので、次はこちらから攻めることになるのです。
千冬はタケミチに、情報を得るために一度現在に戻ることを提案します。
東京卍リベンジャーズ15巻131話ネタバレ
天竺という新しいチームが出てきて、ますますタケミチはどうしたら良いか分からなくなりました。
これを最後のリベンジにすると決めたタケミチですが、馬鹿正直に守る必要はないのです。
本当はもう戻りたくない程、辛い現在。
それでも、ヒナたちの未来を変える為に、タケミチは現在に戻ると決めるのです。それでは続きを書いていきたいと思います。
黒川イザナを調べろ
タケミチは現在にタイムリープします。
そして、過去で新しく知ったことを全て話しました。
ナオトはタケミチが考えた通り、稀咲がタイムリーパーなら、殺すしかないと冷たい表情で言うのです。
タケミチは驚き否定するのですが、真剣にいくら過去を変えても、稀咲に改ざんされるなら意味がないと言って、再び過去で稀咲を殺すことを提案します。
言葉が無くなるタケミチに、ナオトは冗談だと真顔で言います。
出典 東京リベンジャーズ15巻 第131話
ナオトは立ち上がり、ホワイトボードにまとめた情報を前に、稀咲は今何を過去で狙っているのだろうと考えます。
タケミチの情報では、稀咲は天竺を使って東卍を乗っ取ろうとしました。
しかし、現代では天竺という名前すら警察は知りません。
稀咲も死んでいるのならば、何か計算外のことが起きて稀咲が失敗した可能性が高いのです。
タケミチは、ホワイトボードに貼ってある、黒川イザナの写真が目に入ります。
鶴蝶から頼まれた時に教えてもらった、天竺の総長の名前だったからです。
思わず指をさして叫ぶタケミチに、ナオトは少し驚きながらも彼は東卍の幹部の1人で、元黒龍の総長だと言います。
タケミチは驚きます。
イザナこそが、天竺の総長だからです。
ナオトも、その情報に驚きます。
自分が見てきた過去と違うことに、困惑するタケミチ。
ナオトは黒川イザナを調べてみる価値があると考えます。
それに同意するタケミチ。
ナオトは警察のネットワークを使って調べてみると言い、タケミチも自分なりに調べてみると言います。
思い出の教会へ
自分なりに調べてみると言っても、どうにもならないタケミチは、夜道を歩いています。
元黒龍のイヌピーたちは、何をしているんだろうと気になります。
あの２人に会えば、何かわかるかもしれません。
しかし、どこにいるのか今のタケミチには分かりません。
黒龍を思い出したことで、あとあそこに行ってみようとタケミチは思います。
出典 東京リベンジャーズ15巻 第131話
着いたところは教会でした。
タケミチは良い記憶はないけれど、懐かしがります。
教会の中には、ちらほらと人が居ました。
タケミチは１つの長椅子に座ります。
座りながら、過去を思い出します。
ここで黒龍と戦い、未来は良い方に変わりました。
なのに、現在は良くなるどころか酷くなっていました。
思わず「どうしたらいいんだよ、マジで!!!」と叫んでしまうタケミチ。
横からうるさいと言われてしまい、慌てて謝ります。
すると、横に居た男性は「オマエも〝アイツ〟の冥福を祈ってくれ」というのです。
その人物は、アイツが死んでから、毎日ここに来るようになっちまったと言うのです。
その言葉に、タケミチは驚きます。
「八戒は天国でも弱虫のままかな？」
そう言われて、タケミチは横にいる男性が、大寿だと気が付くのです。
昔の恐ろしい大寿のことを思い出すタケミチ。
現在の大寿は、髪をオールバックし、スーツを着ていました。
出典 東京リベンジャーズ15巻 第131話
口元は笑いながら「みんな死んじまったな」と言って、タケミチの前に立つのです。
昔と変わらない表情で「元気にしてたか？花垣」と聞く大寿。
緊張しながらも、タケミチの瞳は輝いてきます。
やっと、過去の東卍のことを知る生存者を見つけたのです。
タケミチはあいさつをすると、少し話せないかと聞きます。
黒川イザナと黒龍のことを、どうしても聞きたいと頼むのです。
感想
現在に戻ってみると、何故か過去で見てきたことと違っています。
今まではそんなことはなかったのに・・・これは誰かが天竺を意図的に隠しているということになります。
出来たばかりのチームの天竺。
襲われた東卍のメンバーですら、その存在は知りませんでした。
だからこそ隠すことが出来たのかもしれませんが、なぜわざわざそんなことをしたのでしょうか？
過去でも現在でも良く分からない中、ついに生きた証人を見つけることが出来ました!
しかし、それはあの大寿です。
八戒を失った大寿は、知っていることを教えてくれるのでしょうか？とても気になります。
