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143話のあらすじ
乾は、急に黒龍の総長になってほしいと頼んだことを謝ります。
そして真一郎との昔の思い出を話すのです。
彼にとってヒーローだった真一郎。
憧れの黒龍に入ったが、イザナが率いる黒龍は初代の志は無くなっていて、最悪だったと言います。
いつの間にか、それに染まってしまっていた自分。
一体何をしていたんだろうと、歯を食いしばります。
タケミチはそれを黙って聞いた後、黒龍を継ぐと言うのです。
東京卍リベンジャーズ17巻144話
過去の自分を、後悔していた乾。
そして、ココを救いたいと聞いて、タケミチはその想いに自分を重ねました。
黒龍を継ぐ代わりに、ココを連れ戻し、稀咲とイザナを倒し、天竺を潰すと宣言しました。
これからタケミチは、どう変わっていくのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
乾とマイキーの約束
黒龍との抗争が終わった夜、乾は1人マイキーの元に行きました。
いつもの神社にマイキーは立っています。
乾は、黒龍は東卍に入ると言います。
マイキーは、乾が十一代目となり黒龍を継ぐのかと聞きます。
しかし、乾は自分ではないと言います。
タケミチを指名すると言うのです。
その言葉に、マイキーは驚きます。
タケミチが大寿に立ち向かう姿に、初代の面影を見たと言うと、マイキーは反応します。
タケミチは黒龍総長の器だと、真っすぐにマイキーを見上げて言うのです。
しばらく沈黙が流れた後、「ヤダ」という返事がきました。
乾は戸惑います。
タケミチを東卍から引き抜くつもりはない。
壱番隊と兼任で…と言う乾の前までマイキーは降りてくると、「おい!」と詰め寄ります。
そして「最初にタケミっちを見つけたのは、オマエじゃない!」と怒りながら言うのです。
言い淀む乾に、「オレだ!」と言い切るマイキー。
後ろを向くと、ブツブツとタケミチは自分のモノだと言い始めます。
乾はその姿を見て、もしかしてイジけているのか?と驚きます。
マイキーは後ろを向いたまま、タケミチがどーしても黒龍の総長になりたいというのなら、考えてやってもいいと言うのです。
マイキーへの報告
乾は軽く笑って、自分が東卍の特攻服に袖を通す日が来るとはと、思います。
乾は東卍の壱番隊隊員と、黒龍の副総長を兼任しています。
神社には、特攻服を着た壱番隊の主要メンバーが集まっています。
マイキーの前に、整列します。
マイキーは報告を聞いて、「ムーチョが裏切ったか」と真剣な表情で言います。
それにタケミチは答えて、この抗争で壱番隊は、九井の奪還に全力を尽くすと宣言します。
マイキーは少し考えた後「うん!」と答えます。
そして乾に「この抗争、天竺が本腰を入れて攻めてくるとしたら、いつだと思う?」と聞くのです。
明日は11年前初代黒龍が誕生した日です。
イザナが真一郎に心酔しているのならば、明日は特別な日のはずだと言うのです。
「動くなら明日だと?」とマイキーが聞くと「間違いない」と乾は言い切ります。
その言葉に、タケミチの心臓が鳴ります。
マイキーは後ろを向くと「東卍全員を集めろ!明日の決戦に備えて最後の決起集会だ!」と厳しい顔をして言うのです。
その言葉に、一番隊は「はいっ!!」と揃って返事を返すのです。
イザナに反対する鶴蝶
晴れた空の下、イザナはビルの屋上に立っています。
そこに鶴超が勢い良く表れて、自分は反対だとイザナに叫ぶのです。
屋上の別の場所に居る、稀咲と半間を指して「なんでオマエはあんな奴らを信用する!?」と言います。
その言葉を、鼻で笑って流す稀咲。
イザナは鶴蝶に黙るように言います。
「東卍を潰すには、これしかねぇ」と言うのです。
鶴蝶は思いつめた表情で、自分は絶対に認めないと、食い下がります。
真っ黒に染まっているイザナを背景に「殺しだけは!!」と言うのです。
感想
クリスマスの日に、既に乾はタケミチを黒龍の総長に指名していました。
なぜ乾が壱番隊に入ったのか、ずっと疑問だったのですが、その謎が解けました。
みんなが、タケミチに真一郎の影を重ねます。
東京の不良のトップに立ったと言われている、真一郎。
元がダメフリーターだったタケミチを知っているので、本当にタケミチがその器なのかとどうしても疑問に思ってしまいます。
もしかすると、真一郎もどうしても守りたい人が居たのかもしれません。
子供のようにいじけて、タケミチは自分のモノだと言いながらも、どうしてもタケミチが黒龍総長になりたいと言ったら、その時は認めると言ったマイキー。
その優しさが嬉しいです。
天竺との抗争を前に、決起集会が行われる東卍。
一方で天竺の方では、何やら不穏な空気が流れています。
イザナ達は、一体だれを殺す気なのでしょうか…
タケミチはそれに気が付き、阻止することが出来るのでしょうか?非常に気になります!