詳しく巻ごとに詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。
東京卍リベンジャーズを読みたい方はお得に賢く読むことができる電子書籍サイトがありますので活用していきましょう。
全話ネタバレまとめはこちら
147話のあらすじ
稀咲はイザナに、妹を始末すると言うのです。
それにイザナは同意します。
タケミチと道路の脇に居たエマは、バイクで走って来た稀咲によってバッドで頭を殴られてしまいます。
マイキーを堕とす為に、女にまで手を出す稀咲を軽蔑するタケミチ。
そして、今までどんなに頑張っても未来が変わらなかったのは、マイキーがエマを失ったからだと気づきます。
震えながらエマに目を覚ましてくれと、横たわっているエマを抱きかかえていると、異変に気付いたマイキーが現れるのです。
東京卍リベンジャーズ17巻148話ネタバレ
稀咲は自分の理想の東卍を創る為に、自らの手でエマを殴りました。
頭から血を流し、細い体が道路の上で横たわる姿に、最悪の結果を想像してしまいます。
この計画を実行した稀咲も憎いですが、妹を切り捨てたイザナに怒りがこみ上げてきます。
エマは無事なのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
エマを病院へ運べ!
マイキーは道路で倒れているエマに気づき、側までやってきました。
放心状態で、エマの名を呼びます。
息が荒いタケミチは、マイキーに謝りますが、上手く説明できません。
「何があった?」
マイキーに問われて、突っ込んで来たバイクに、エマがはねられたと伝えるのです。
マイキーは驚きます。
マイキーの背後には、乾とイザナも現れました。
しかし、イザナはエマの方を一度見ると、黙って振り返って去っていくのです。
「稀咲に…」と続けて話そうとするタケミチを制して、マイキーは着ていた上着を脱ぎ捨ててしゃがみます。
そして、エマを背に乗せるように言うのです。
タケミチは頷き、マイキーとエマを病院に連れて行くのです。
歩きながら、マイキーはエマに安心しろと優しく語り掛けます。
タケミチも目を閉じて、涙を浮かべながら無事でいてくれと祈るのです。
エマの遺言
エまの口から、マイキーの名を呼ぶ声がします。
それに気が付き、タケミチはエマの名を叫びます。
エマは体が動かないと、不思議そうにします。
そして、自分にバイクが突っ込んで来たことを、思い出すのです。
マイキーは急に、エマに「覚えているか?」と聞きます。
エマが5歳の頃、マイキーのことを追いかけて、ジャングルジムから落ちて足を折ってしまったことを話し始めます。
エマをおんぶするのは、あの時以来だと言います。
しかしエマは、自分にもしものことがあったらと言い始めます。
それをマイキーは、もしものことなんてないと返すのです。
目を瞑ったまま、エマはドラケンに「ケンちゃん、愛してる」って伝えてほしいと言います。
その言葉を聞いて、タケミチの瞳に涙が貯まります。
マイキーは「自分で伝えろ」と言います。
しばらく黙ると、エマはタケミチの名を呼びます。
勢いよく、返事をするタケミチ。
先ほどより小さな声で、「マイキーをおねがい…ね?」と、涙を流しながらも口元は微笑んで言います。
それを見て、タケミチは泣くのを我慢して、しっかりと見つめます。
マイキーの胸元で組まれていたエマの腕から、力が抜けます。
それに気づいたマイキーは、目を見開くのです。
タケミチは、ゆっくりとエマの名を呼びます。
マイキーも焦り、エマの名を呼びながら、ドラケンと秘密にすると約束をしていたことを話し出すのです。
ドラケンはエマの事を好きだ。
両思いなんだ。
だから病院に着いたら、すぐにドラケンを呼ぶからとエマに話しかけます。
しかし、エマから返事はありません。
長い沈黙が流れて、タケミチの荒い息遣いだけが聞こえてきます。
マイキーの夢
マイキーはタケミチに、自分の上着をエマにかけてやってくれと言います。
不思議に思うタケミチに、「エマが、なんか…冷てぇんだ」と震えながら言うのです。
その言葉が意味することが分かったタケミチは、涙を滝のように流してマイキーの名を呼びます。
震えながら、マイキーは自分の夢を語ります。
いつかエマに子供が生まれて、ドラケンは家を建てます。
自分が遊びに行くと、ドラケンはエマの事をほったらかして、酒を飲みながらもう何度話したか分からない昔話で盛り上がるのです。
タケミチは、エマはもう…と心の中で思いますが、口には出せません。
辛そうに、けれどどうにかして笑いながらマイキーは続きを話します。
夜中まで居座って、そのうちに三ツ谷やタケミチも呼んでしまいます。
すると大騒ぎになって、赤ちゃんが起きてしまって、マイキーはエマにブチ切れられる姿を、話ながら思い描くのです。
しかし、エマの目は閉じたまま、開きません。
感想
エマを病院に運んで、助けようとした2人。
しかし、エマは自分の命が残りわずかなことに気が付き、最後の言葉を残して旅立ってしまいました。
まだまだ若く、ドラケンともこれからだというのに…
こんなことってありません!!
イザナ達が憎い!
私たちですら、これほど辛いのだから、兄も妹も失ってしまったマイキーの辛さは計り知れません。
現代でマイキーが、自分の人生は苦しみだけだと言いました。
その一部が見えた気がします。