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前回のあらすじ
幼い頃のイザナは、お兄ちゃんを欲しがっていました。
そこに現れたのは、兄と名乗る真一郎でした。
彼からバイクの乗り方、ケンカの仕方、笑い方も全て教えてもらったイザナは、少年院から出たあと、真一郎に会いに行きます。
自分に黒龍を継がせてもらいたい。
そうお願いをすると、受け入れてくれた真一郎。
しかし、万次郎という名前が出てきて、自分1人の兄ではないのかと、混乱するのです。
真一郎の死を聞いてから、廃人のようになっていたイザナは、稀咲と出会い天竺を作ります。
その目的は、マイキーを空っぽにして、真一郎の代わりをさせようと考えていたのです。
東京卍リベンジャーズ20巻173話
イザナがマイキーを憎みながらも固執していたのは、真一郎の代わりにする為でした。
自分から真一郎を奪ったマイキーも、殺すと言うイザナ。
しかしそれはマイキーの、なぜエマを殺したのかという問いの答えにはなっていません。
イザナに一方的に蹴られるマイキー。
この戦いは、どうなるのでしょうか?気になる続きを、書いていきたいと思います。
本気のマイキーを超えるイザナ
エマに施設に行くと言い、大人2人に連れられて行くイザナ。
そのうち迎えに行くとエマに約束をします。
それを幼いエマは、ただ黙って見ているのです。
港では、真一郎は弟に、たとえばもう1人兄貴がいたらどうすると聞きます。
たい焼きを頬張りながら、マイキーは考えるのです。
マイキーの顔面に、すさまじい拳が入ります。
それを見て、タケミチや千冬たちは、どうしたんだとマイキーの名を叫ぶのです。
ドラケンにマイキーは手を抜いているのかとタケミチは聞きますが、真剣な目で考えた後ドラケンはマイキーは全力だと言います。
それだけイザナが強い。
そう言われて、タケミチは唾を飲み込みのです。
マイキーが一方的に殴られるのを見て、半間は凄いと興奮します。
一方、稀咲は黙って見ているのです。
リミッターの無い人を殺す拳
稀咲の横に居た鶴蝶は、孤独がイザナの強さだと言います。
イザナが12歳の時、集団に襲われ重傷を負いました。
しかしそれでは終わらず、イザナは回復した後、1人ずつお礼参りをして全員を再起不能にしたのです。
最後にリーダーの元に行き、オマエが生きている限りオマエの仲間、家族、関わる人間全てを再起不能にすると言って追いつめました。
その結果、リーダーは首をつって自殺をしたのです。
それを聞いて、イザナはゾクリとします。
どんな奴でも、喧嘩で人を殺したいとは思いません。
でも、他人に興味の無いイザナは違うのです。
これ以上やったら、殺してしまうと言うリミッターが無いのです。
思い切りマイキーを殴り、これがオマエの実力かと、イザナは楽しそうに叫びます。
本当に殺しちまうぞと言われ、タケミチの息が上がります。
しかし、静かにマイキーは立ち上がると、口から血を吐き出して「他人に興味がねー…か」と言うのです。
黙ってマイキーを見るイザナに、強烈なケリが入ります。
それを片手で止めるイザナ。
「オマエの為に戦った仲間もか?」
そうマイキーに言われて、ケガをした幹部達の姿が写されます。
しかしイザナは、自分のために戦ったのではなく、自分が怖いから戦ったんだと、涼しい顔をして言うのです。
その言葉に、苦しそうな顔をするムーチョ。
東卍のガキのおままごとと一緒にするなとマイキーを蹴ります。
天竺にあるのは恐怖と利害のみ。
マイキーに攻撃を続けながら、信頼や友情は身の無い幻想だと叫ぶのです。
兄貴を救いたい弟
イザナの攻撃をかわすマイキーを見て、タケミチはなんだかさっきまでと違うと気づきます。
イザナの動きが、悪くなっているように感じました。
ドラケンはそれを肯定して、あれだけマイキーのケリを受けたなら、イザナの手足はおそらくボロボロだと言うのです。
それを聞いて、驚くタケミチ。
マイキーはイザナの前に立ち、オマエはどこまで自分を孤独だと決めつけるんだと言います。
その言葉にイザナは反応して、兄弟を失ったオマエも孤独だろうと、ケリを入れるのです。
しかし、そのケリはマイキーによって止められました。
驚くイザナに、マイキーは違うと静かに言います。
イザナにはまだ弟がいて、自分には兄が居ると真っすぐに言うのです。
その言葉に、イザナの心臓が鳴ります。
マイキーは瞳を伏せて、あのことはイザナのことだったんだなと、真一郎に心の中で語りかけるのです。
もう1人兄がいたらと聞かれたマイキーは、考えた後「きっと好きになる」と口元にあんこをつけたまま、微笑んで言うのです。
その答えを聞いて、真一郎は笑って「そっか…」と答えるのです。
マイキーは地面を見つめて、自分はオマエを救いたいと言うのです。
感想
幼い頃、マイキーは真一郎から聞かれた質問が、イザナのことだと気づきました。
そしてその時の答え通り、たとえエマを殺した相手だとしても、兄を救いたいと言ったのです。
マイキーの深い心に、胸が打たれました。
人として、大切な感情が欠落しているイザナ。
誰もが恐れ、従うしかなかったイザナの事を、救いたいと考えるなんて、なかなかできません。
しかし…それをイザナは受け入れてくれるのでしょうか?続きが気になります。