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99話のあらすじ
八戒ならば大寿に勝てると、三ツ谷は言い、２人で大寿に向かいます。
しかし、震えて大樹はその場から動くことが出来ません。
既に限界の三ツ谷を殴り飛ばした大寿を見て、八戒は再び刃物を握って大寿に襲い掛かろうとします。
それを頭突きで阻むタケミチ。
そんなことをすれば、オマエはどうしようもない奴になると言い、立ち向かうということがどういうことか見せてやるというのです。
大寿の前に立つと、タケミチは何度も繰り返し殴られます。
その度に立ち上がります。
千冬が自分たちの負けだとタケミチに言っても、ヒナから貰ったネックレスを握って大寿を倒して黒龍を貰うと宣言するのです。
東京卍リベンジャーズ12巻100話ネタバレ
今まで酷く殴られたことがあるタケミチですが、今回は今までの比ではない程、繰り返し殴られています。
それでも、まだタケミチの心は折れていません。
このままでは死んでしまう・・・。どうやってタケミチは大寿を倒すつもりなのでしょうか？続きを書いていきたいと思います。
未来を変えたいタケミチ
ボロボロな状態で、自分が勝てば黒龍を貰うと、タケミチ大寿に言います。
そして再び大寿に殴られるのです。
八戒はタケミチにやめるように言います。
それでも、「まだまだぁ!!」と声を上げて、タケミチの方から大寿に向かっていくのです。
ついに八戒は「オマエはっなにも変えられねぇんだよ!!!」と叫びます。
出典 東京リベンジャーズ12巻 第100話
それでも、タケミチの瞳は変わらず、叫んで殴られるのです。
タケミチには何もありませんでした。
心を許せる友達も、愛する人も。
ひとりぼっちでした。
八戒の足元まで吹っ飛ばされますが、起き上がると違うと言います。
「〝変えられねぇ〟のはオマエだ」
そう言い残して、再び大寿の方を向くのです。
未来を変えると初めて誓ったのは、アッくんが自殺をした時。
汚い路地裏で、１人で全部背負った気になりました。
不安でどうしようもなかった。
それでもみんなを助けたかった。
でも、タイムリープをして頑張ったことで、少しずつみんなが認めて言ってくれた。
頼られたり、信じてもらえるようになった。
頑張ったから、千冬は自分の壱番隊の隊長に選んでくれたのです。
マイキーから言われた「ありがとう」という言葉。
死ぬ間際に千冬から託された東卍。
みんなに言われた言葉をタケミチは思い出していました。
タケミチの拳が届く
千冬は床に横たわったまま「もういいよ!!マジで死んじまうぞ!!」と叫びます。
それでも、タケミチは大寿に向かっていくのです。
ここで踏ん張っても、未来は変わらないかもしれない。
それでも、万が一があるならば・・・
その気迫に、大寿が初めてほんの少し焦った表情をします。
そして、大寿の拳を顔面に受けながら、タケミチの拳も大寿に届くのです。
その瞬間を、今までタケミチのことを止めていた千冬と八戒は見て驚きます。
背後に吹っ飛ぶタケミチ。
大寿は少し痛そうな顔をしますが、「痛くも痒くもねえ・・・」と言って笑います。
しかし、体から力が抜けて、膝から地面に落ちてしまうのです。
出典 東京リベンジャーズ12巻 第100話
驚く大寿。
タケミチはまた、ゆっくりと起き上がるのです。
そんなタケミチに、唾を飲み込みながら「もう・・やめろって」と震えた声で八戒は言います。
それでも、タケミチは「万が一、未来を変えられるなら。命を懸ける価値はあるだろう？」と足を引きずりながら言うのです。
辛いのは孤独なこと
そして、八戒に向かって言います。
頑張ることは辛くないよ。
一番辛いことは・・・〝孤独〟な事だ。
そう言って、血だらけの顔で笑うのです。
目を見開いて驚く八戒。
タケミチに自分に何でも話せと言います。
「友達だろ？」
そう言われて、八戒の瞳からは涙が溢れるのです。
唇を紙ながら膝から地面に崩れ落ちると、八戒は涙を流しながら
「タケミっち、オレを・・・助けてくれ」と言うのです。
その姿を見て、タケミチは再び優しく微笑むと「任せろ、八戒」と言うのです。
出典 東京リベンジャーズ12巻 第100話
感想
タケミチ!!!
胸が苦しくなって、涙が溢れてきました。
全てを捨てて逃げたタケミチだから。
ひとりぼっちでフリーターとして生きてきたタケミチだからこそ、一番辛いことは〝孤独〟だと言いました。
周りが中学生ばかりの中、タケミチだけは大人でした。
ひとりぼっちの辛い経験があったからこそ、出てきた言葉でした。
１人でタイムリープを繰り返すという、辛い中でも、タケミチは得てきたものがありました。
その思いが乗った拳が、大寿に届いたということが、嬉しくて仕方ありません。
膝をついたとはいえ、タケミチは目をそむけたくなるほどケガをしています。
タケミチのこの状態から、八戒を救うことが出来るのでしょうか？早く続きが見たいです!!
