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151話のあらすじ
日が暮れても集合場所にマイキー達は現れません。
病院では、マイキーが抜け殻のようになって、待合室に座っています。
タケミチはマイキーに、エマを殺したのは稀咲だと伝え、自分だけでも前に進まなければと、歩き出すのです。
一方エマの死を知ったヒナは、廊下で泣き崩れます。
それを陰から見ていたタケミチは、指に顔を描いて腹話術で励まそうとしますが、逆に怒られます。
ヒナにこんなくだらない慰め方しかできないのが、26歳の自分だと言い、まだできることがあるからとヒナと別れます。
東京卍リベンジャーズ17巻152話
タケミチはヒナに笑っていてほしいから、逃げずに最後まで出来ることをすると決めました。
それで自分が死んでしまうとしても。
稀咲と決着をつけようとするのです。
一体タケミチは何をするつもりなのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
東卍のメンバー達に報告
タケミチが病院から出ると、千冬が待ってくれていました。
千冬は、皆が待っているからと、バイクに乗るように言います。
神社へ行くと、千冬がみんなにマイキーの妹が事故度亡くなったことを伝えます。
総長の事を心配するメンバーに、今回の天竺戦には、総長も副総長も参加できないことを伝えます。
トップ2人がいないなら、抗争なんて無理だとざわめきます。
乾は王のいない軍隊は、100%負けると言い、今日戦うべきではないと言います。
その言葉に他のメンバー達も、そもそも抗争なんてしている場合じゃないと、言い始めます。
タケミチは、今日はやめて、次に向けて準備をした方が良いかもしれないと言います。
それでも敢えて、今日天竺に乗り込むと言うのです。
その言葉に、一気に不満をあらわにするメンバー達。
マイキーなしでは東卍は動かない。
勝手に決めるタケミチを、責めます。
行くなら一人で行けと言い、少なくとも総長が妹の死から立ち直るのを待つべきだと言い、みんなは解散していきます。
1人でも引かないタケミチ
千冬は「まぁ、こうなるわな」と言います。
タケミチは、みんなの気持ちがよく分かります。それが正しいことも。
でも、今日引くことは稀咲の思うつぼです。
タケミチは引くわけにはいかないと、思いつめた顔で言います。
すると、千冬は笑いながら「2人で心中だな」と言ってくれるのです。
その言葉に、タケミチはすまないと謝ります。
その時「2人だけじゃねぇぞ!」と叫ぶ声がします。
アッくんは、自分も一緒に行くと言います。
「いつでも逃げないのはタケミチだけだった!」
アッくんのその言葉に、他のメンバー達は思わず動きを止めます。
壱番隊の他のメンバーも、自分たちも一緒に天竺に乗り込むと言ってくれます。
メンバー達が止まっている中、車椅子に乗ってスマイリーが現れ「タケミっちはよぅ、〝勝てるケンカ〟はしねぇんだよな」と言います。
スマイリーが病院を抜け出して現れて、メンバー達は驚きます。
すると、同じように車椅子にのり、八戒に付き添われた三ツ谷も居るのです。
東卍であるために立ち上がれ
三ツ谷は「こいつら2人も連れてってやってくれよ」と言うと、八戒とアングリーがタケミチの前に立ちます。
タケミチに1人に東卍は背負わせないと言ってくれます。
それを見て乾は「お前ら…正気かよ?」と思わず言います。
勝算はないが、ここで逃げたら東卍は終わりだと千冬は言います。
その言葉に、メンバー達の目つきが変わります。
その為には、証明するしかない!
総長がいなくても、東卍が負けない事を。
その言葉を聞き、メンバー達は雄たけびを上げて東卍コールをするのです。
それを見てぺーやんは、「みんななんだかんだ言って、東卍を愛してるんだよな」と笑うのです。
それを見て、タケミチは真剣な表情で、エマも場地も救うと言います。
不思議に思う千冬に、どうすればいいかは分からない。
でも、自分のタイムリープが出来ること自体があり得ない事だ。
光がともる瞳で「このままじゃ終わらせねぇ!!」そう言うのです。
タケミチを先頭に、東卍のメンバー達はコールを続けたまま出発するのです。
感想
たとえ1人でも、今日天竺に乗り込むと決めていたタケミチ。
予想通り、東卍のメンバー達は、マイキー不在では天竺との抗争はしないと言いました。
しかし、壱番隊や他の隊長の後押しもあり、みんなが東卍の為に、自分たちの意思で天竺に乗り込むと決めたのです。
タケミチが東卍を引っ張っていく姿を見て、何かが変わったと胸が熱くなりました。
メンバー達がマイキーを尊敬しすぎていたことで、彼を孤高にしていました。
しかしこの瞬間、はじめてみんなはマイキーの為に、東卍の為に、自分たちだけで動いたのです。
この変化が、未来に繋がります様に!
どうか、エマの死を無駄にしないでほしい!
タケミチ達に、全力でエールを送ります。