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167話のあらすじ
稀咲が向けた銃口に、自分から頭を突き付けるタケミチ。
しかし、稀咲は撃たずに銃を下ろし、タケミチを思い切り殴るのです。
もう体が動かず、起き上がれないタケミチを、アッくんは支えて立たせてくれます。
他の東卍のメンバー達も、力を振り絞りタケミチの側までくるのです。
千冬は自分たちはカッコつけたいだけだ。その為に意地と見栄をはって、拳1つで戦っていると稀咲に言います。
それを稀咲は一蹴し、負けが見えている東卍に、好条件で和解を提案するのです。
しかしタケミチは、稀咲を思い切り殴るのです。
東京卍リベンジャーズ19巻168話ネタバレ
どれだけ東卍の想いが強く、正しくても、このままでは東卍は負けてしまいます。
だからといって、マイキーが堕ちる未来へとつながる稀咲の提案には、のることは出来ません。
これで和解への道は、閉ざされました。
これからどうなるのでしょうか?気になる続きを書いていきたいと思います。
ついにイザナが出る
殴られて地面に座っている稀咲に向かって、タケミチは立つように言います。
和解などする気はない。
はっきりとそう言うタケミチに、稀咲は苦い表情で、なぜタケミチは自分にそこまで固執すると問います。
タケミチはそれには答えず、なぜドラケンのような人が、人を殺したのか自分は分からなかったと言います。
稀咲はその言葉に驚きます。
現代で憎しみを込めた瞳で、刑務所の中ドラケンは、もう一度人生をやり直せるとしたら、稀咲を殺すと言いました。
血をクビにまで流しながら、タケミチは未来でそう語ったと言います。
稀咲は立ち上がり、何を言っているんだと言います。
現代のドラケンは、稀咲はマイキーの大事なモノ全てを奪いたいと言っていました。
拳を握り、ドラケンの名を呼ぶと、声を上げて稀咲に殴りかかるのです。
するとイザナが稀咲を庇って、間に入ってきて拳を受け止めます。
イザナが現れても、タケミチは真っすぐに見て、邪魔をするなと言います。
イザナは優しい顔で稀咲にどくようにすると、殺気のこもった笑みを向けて「全員まとめてオレが殺してやる」と言うのです。
それを見て、東卍のメンバー達は、背筋がぞくりとしますが、タケミチだけはさせないと叫んで殴りかかるのです。
次の瞬間、蹴りを食らって回転しながら後ろへ吹っ飛ぶタケミチ。
地面にこすれる音が響く中、イザナはナメんなと吐き捨てます。
しかし、何かに気づいた表情をすると、目の前のタケミチが立ち上がるのです。
タケミチは今ならわかると、心の中でドラケンに語りかけます。
叫びながらイザナに向かいながら、ドラケンが死刑囚になったのは、エマの仇をとりにいったからだと理解するのです。
ココやムーチョが目を見開いて、口をつぐむ中、ケリが入る音と床にこすれる音がします。
タケミチは荒く息をしながら、ちゃんと理由があるんだと、心の中で思うのです。
鶴蝶は思わず、もう立つなとタケミチに言います。
しかし、タケミチは再び立つのです。
イザナはうざそうに、しつけーヤローだと吐き捨てます。
自分がマイキーを守るんだ!
マイキーが未来でああなったのにも、絶対に理由があると鼻から血を大量に流しながらタケミチは考えます。
涙を浮かべ、血を流しながら、イザナに「テメェらがマイキー君を狂わした!」と言うのです。
自分がマイキーを守ると叫びながら、タケミチはイザナに拳を向けます。
その瞬間、イザナの背後にある、小さな人影に気が付くのです。
その瞬間、タケミチの目が見開きます。
風になびく髪。
タケミチは動きを止めると、周りは驚き力尽きたと思います。
しかし「おせぇよ…」と小さく言うと、黙って拳を天に向かって上げるのです。
タケミチの先には、タスキを付けたマイキーの姿があります。
タケミチは顔面血だらけの顔で、「オレ…負けなかったっスよ…」と、真っすぐに言います。
イザナは状況が分からず、何を言っていると聞きます。
しかし、東卍のメンバー達の胸はなり、まさかと後ろを振り返るのです。
慌てて稀咲も振り向きます。
瞳に涙を浮かべながら、タケミチは総長と呼びます。
その言葉に、イザナの心臓も鳴るのです。
そこには、マイキーが居ました。
風を受けながらマイキーは、タケミチにありがとうと言うのです。
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感想
泣けました。
ぺーやんすら一撃でノシた、イザナの蹴り。
それをタケミチは何度受けても、立ち上がりました。
ドラケンの想いが、ヒナを守りたい自分の想いと重なり、立ち上がらせてくれたのです。
そこに、一番現れてほしかった、マイキーが来てくれたのです!
タケミチの粘りと頑張りが、ここまで繋いだのです。
でも、マイキーはエマの死で、病院で放心状態になっていたはずです。
一体なぜここにいるのでしょうか?もう気になって仕方ありません!
マイキーが来たことで、どうか事態が良い方に動きます様に!