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15話のあらすじ
乾が少年院を出ると、次は自分にと託されていた黒龍が無くなっていました。
策がないまま、黒龍を蘇らせたいと言う乾に、ココは大寿を紹介します。
大寿の圧倒的に強さを知り、乾は大寿に黒龍を託しました。
負け知らずの自分ですら歯が立たなかった大寿には、マイキーですら敵うわけがない。
そう思っていたのに、マイキーは一瞬で大寿を地面に沈めるのです。
教会に居たもの達は、驚いてそれを見ていることしか出来ませんでした。
東京卍リベンジャーズ12巻106話ネタバレ
背も体格もマイキーは大寿に劣っていました。
いくら無敵のマイキーと呼ばれていても、バケモノのような大寿には敵わない。
そう思われていた中、マイキーはあっさりと大寿を一瞬で気絶させるのです。
なんという強さなのでしょうか・・・。今度はマイキーがバケモノに見えてきてしまいました。気になる続きを書いていきたいと思います。
大寿を瞬殺するマイキー
タケミチ達ただ見ていました。
マイキーは飛びました。
鈍い音がすると、マイキーが着地すると同時に、大寿の巨体が視界から消えていたのです。
気を失って、よだれを口から流しながら、大寿は横たわっています。
乾はそれを見て、今まで見たことが無い焦った表情をして大寿の名を呼びます。
ココも、信じられないものを見るように驚いています。
あの大寿を瞬殺した。
「これが〝無敵の〟マイキー!!」と恐れます。
マイキーは、静かに立っています。
兄を一発で倒したと言うことに、八戒は驚きます。
千冬は目を輝かせて、マイキーに「すごい!!」と声を上げます。
柚葉はマイキーがバケモノに見えます。
三ツ谷はしばらく黙った後、「ヒヤヒヤさせやがって」と息を吐くのです。
そんなみんなの前で、マイキーは宙を見ながら「クリスマスはね、2人と走るって決めてたんだ」と言います。
タケミチだけ、つばを飲み込んでマイキーを見守ります。
首元をさぐると、マイキーは紐をつけて下げていたお守りを、タケミチに見せます。
兄の形見であるバブに乗って、場地の形見のお守りを持って、雪の中走っていたら一緒にいる気がすると、目をつぶって言うのです。
その言葉を聞いて、タケミチの目からは涙が浮かびます。
変な言い方をするから、マイキーがおかしくなってしまったのではと心配していたのです。
マイキーは胸に手を当てて、兄も場地も東卍のみんなも、みんな自分の心にいると言うのです。
その言葉を聞いて、タケミチは安心します。
マイキーは胸の前で拳を握り「だからオレは強くいれる」と言うのです。
その姿を、東卍のメンバーは見守ります。
タケミチは笑って、マイキーは大丈夫だ。巨悪にはならない!と思います。
抗う大寿
「クリスマスは終わっちまったけど、みんなで走るぞ!」と、マイキーは微笑んで言います。
しかし、意識を取り戻した大寿が「待てや、コラぁあ!!」と大きな声で叫ぶのです。
乾の肩を借りながら、大寿はなんとか立ち上がっていました。
まだ終わってないぞと叫ぶと、ココに外の兵隊を呼んで来いと叫びます。
黒龍の精鋭100人で、ここに居る東卍のメンバーを終わらせると言うのです。
全員ここから帰さない。
自分は誰にも負けないと、怒り狂って叫ぶのです。
そんな大寿に、マイキーは静かに話します。
「黒龍は強いよ。でも、時代は創れねぇ」
その言葉に、大寿は反応します。
大寿は喧嘩が強いだけで、心がないと言うのです。
大寿は反論せず、息を荒くします。
「オレらは時代を創る、黙って見とけ」
冷たい眼差しで、マイキーは大寿を見下ろすように言います。
目を見開いて、血走りながらその言葉に怒る大寿。
ココに兵隊はまだかと叫びます。
大寿に早くしろと言われるのですが、ココは黙って外を見ています。
そして、大寿に「オレらの負けた」と、固まったまま言うのです。
大寿は乾を振りほどいて、這うように外に出ます。
そして、あり得ないものを見るように目を見開くのです。
小さく「え?」と言った大寿の声に、ドラケンが反応します。
「何が起きた!?」と、床に這いつくばって、状況が分からない大寿。
階段に座っていたドラケンは、顔に血しぶきを浴びた状態で「お?そっちはもう終わった?」と振り返るのです。
ドラケンが座っている階段の下では、黒龍の精鋭100人が、全員倒れていました。
ドラケンは笑いながら「マイキーに伝えてくんない?こっちは終わったって」と言うのです。
感想
マイキーは気がふれたのではなく、2人の形見を持って、2人の事を感じていただけでした。
みんなは心に居るというマイキーの姿を見て、ホッとしました。
マイキー!!心配させないでよー!!本当に良かったです。
そして、規格外なのはマイキーだけではありませんでした。
ドラケンはたった一人で、黒龍の100人の兵隊を倒していたのです!
東卍は一体どうなっているんだ・・・強すぎでしょう・・・。
これで黒龍との戦いは終わるのでしょうか?続きが楽しみです!