詳しく巻ごとに詳細をまとめているので、ネタバレされたら困る!という方はブラウザを閉じてくださいね。
東京卍リベンジャーズを読みたい方はお得に賢く読むことができる電子書籍サイトがありますので活用していきましょう。
全話ネタバレまとめはこちら
107話のあらすじ
外の黒龍のメンバー達と戦う気だったタケミチ達ですが、ドラケンが現れて1人で全員倒したと言います。
それに驚いて外に飛び出ると、本当に黒龍のメンバー達は全員倒れていました。
本当のバケモノは、東卍のトップ2人だったのです。
全てが終わり気を失うタケミチ。
みんなは今日一番頑張ったのは、タケミチだと思うのです。
柴家の姉弟は初めて敗北をした大寿声をかけて、教会を去ります。
全てが終わり解散したあと、マイキーはタケミチをヒナの元に連れて行くのです。
東京卍リベンジャーズ13巻108話ネタバレ
お互いを殺すところまで追い込まれていた柴兄弟。
しかし、タケミチのおかげでそれぞれが前を向いて進んでいきました。
大寿も今は座り込んでいますが、もともと強い人です。八戒の言う通り、きっと立ち上がるでしょう。
全てが終わった後、マイキーはタケミチをヒナの元に連れていきました。どうしてなのでしょうか?続きを書いていきたいと思います。
ヒナと父親
いきなりヒナの前に連れてこられて、タケミチは困惑します。
マイキーにどういう事か聞くのですが、そっぽを向いて無視します。
自分が一方的に降ってしまったタケミチは、気まずくて仕方ありません。
今更、ヒナと何を話せばいいのでしょうか。
困っていると、ヒナは「また喧嘩?」とタケミチに聞きます。
しかし、タケミチは何も答えず、唇をかんで涙をにじませながら震えのです。
ヒナは数時間前、家で新聞を読んでいた父親に「タケミチ君に何言ったの?」と息を荒くして問い詰めていました。
気まずそうな父親。
しかし、ヒナの目は真剣です。
雪が降る中、傘をさしてヒナは長い神社の階段を上がります。
そして、父親と話したことを思い出していました。
父は素直に謝ると、父の気持ちも分かって欲しいと言います。
せめて不良ではない子を好きになってほしい。
ヒナには幸せになって欲しいと言うのです。
神社でヒナは手を合わせて目をつぶります。
父の言葉を受けて、ヒナは「お父さんはお母さんのことを、世間体で好きになったの?」と聞きます。
戸惑っている父に、自分はタケミチの中身が好きなのだと伝えます。
タケミチは本当はとてもやさしくて、あたたかくて、自分が辛い時に絶対助けてくれる人なのです。
泣きながら「タケミチ君を〝不良〟なんて言葉で一括りにしないで!!」と叫ぶと、家を飛び出すのです。
エマが動く
寒い中、頬をピンクにしてヒナは必死に神に祈ります。
すると背後から、「クリスマスに神社でお祈りする奴いる?」と傘をさした女性から声をかけられます。
驚いて振り向くと、エマが立っていたのです。
神社にあるベンチにエマとヒナは腰を掛けます。
エマは上の兄が毎年ここに祈りに来ていて、ついて行っていたら毎年の行事のようになってしまい、神社に祈りに来ていたのです。
不思議な偶然に、ヒナは驚きます。
実は、ヒナも毎年クリスマスにこの神社に来ていたのです。
ここにも変わり者が居ると、エマは驚きます。
もしかすると、ずっと前から会っていたかもしれないねと、2人は喜ぶのです。
そして、エマは一体何をお祈りしていたのかと、ヒナに聞きます。
ヒナは真剣な顔をして、いきさつをエマに話すのです。
エマは手の上にあごを乗せて、「親が出てきたかー」と言います。
「それはタケミチ的にはしんどいね」と共感してくれるのです。
「でも、親に言われたからって・・・」と言うと、立ち上がってこの件は自分に巻かせろと言います。
ドラケンはエマからタケミチがどこにいるかと電話で聞かれました。
横にいたマイキーに、ドラケンはタケミチを知らないかと聞きます。
しかし、マイキーもタケミチがどこにいるか知りません。
エマはそれでも、タケミチを探すようにドラケンに頼むのです。
面倒くさがるドラケンに、マイキーは「戻ろうよ」と声をかけます。
さっき聞いたインパルスの音は、やっぱり三ツ谷だと言い、そこにタケミチもいるかもしれないと言うのです。
エマはマイキーに、タケミチを絶対にエマの家の前まで連れてきてねとお願いします。
それを横で聞いていたヒナは、口を開けて驚きます。
「好きなんだったらウジウジしないで、言いたい事を伝えな!」とエマに言われて、涙を浮かべるヒナ。
「今タケミチ君と会ったら、何も言えない・・・泣いちゃうかも」と焦ります。
号泣して謝るタケミチ
ヒナの前で、ぐちゃぐちゃに顔をゆがめながら、タケミチは涙も鼻水も流して「ゴメン!!!」と謝るのです。
ヒナは瞳を大きく見開いて驚きます。
タケミチは、自分は不良でヒナのお父さんの言うことはよく分かると子供のように泣きながら話します。
救うって誓ったのに、自分のせいで、もしヒナに何かあったらダメだと地面に座り込んで言うのです。
救うと言われても、ヒナはなんのことか分かりません。
タケミチは涙をこぼしながら、「絶対に守るから・・・!!たとえ・・・君が死んでも」と言います。
ますます訳が分からなくなるヒナ。
トラックにひかれても、足の感覚がなくなっても、何度でも守ると言うタケミチ。
そして、下を向きながら「別れるのはナシにしてくんねぇかなぁぁ?」と情けなく泣くのです。
ヒナの瞳にも、涙が浮かんできます。
感想
タケミチの心は、なぜこんなにもキレイで素直なのでしょうか?
大切な時に、自分の本当の気持ちを言えるタケミチは、凄いと思います。
タケミチのことが大好きだったヒナは、父親に言われたからと知っても、タケミチから別れを切り出されたことは辛かったと思います。
偶然エマと会えたから、こうしてタケミチと会うことが出来ましたが、きっと前の世界ではこうはならなかったのでしょう。
どうか、2人が再び同じ道を歩めます様に。切実にそれを願います。